[ミラノ 29日 ロイター] イタリア北部の山岳地帯では、キノコ狩りに夢中になるあまり安全手順を無視する人が増え、これまでに18人以上が転落するなどして命を落としたことが分かった。現地紙レプブリカが29日報じた。
同紙は、キノコ狩りをする人は「不注意な行動をする人が非常に多く、残念な結果につながっている」という救助隊員のコメントを掲載した。
イタリア北部では8月に入って続いている雷雨や暑い天候のため、キノコが大量に発生しており、キノコを探す人の死亡事故も増加。9日間に計17人が転落するなどして亡くなったほか、ANSA通信によると、29日にもキノコ狩りに出かけたまま行方不明になっていた男性が遺体で発見された。