ボイメン弟分「BMK」インタビュー、逆境続きのアイドルの現在地

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聞き手・小原智恵
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 東海地方を拠点に活動する5人組男性ユニット「BMK」(ビーエムケー)。「BOYS AND MEN」(ボイメン)の弟分グループで、研究生時代が長く、なかなかデビューできず、さらにデビュー発表後もコロナ禍でデビューが延期となるなど多くの逆境にめげずに活動を続け、昨年1月にメジャーデビューを果たしました。

 3月23日にはボカロPのChinozoがプロデュースし、テレビアニメ「デジモンゴーストゲーム」の主題歌にも起用されている3枚目のシングル「だって今日まで恋煩(わずら)い」がリリースされました。これまでの葛藤や転換期、ファンへの思いなどについて語ってもらいました。

 一問一答形式で、メンバーの中原聡太(24)、米谷恭輔(25)、三隅一輝(21)、松岡拳紀介(21)、佐藤匠(25)の5人のロングインタビューをお届けします。

 ――ここまで大変な苦労や努力をしてメジャーデビューしたと聞きました。

(佐藤) 元々ボイメンの弟分で「ボイメン研究生」というグループに所属していました。メジャーデビューできるのか、歌える曲がもらえるのかとか、将来がわからない中からのスタートでした。(同じくボイメンの弟分として誕生した)「祭nine.」が2017年にできて勢いがあって、僕たちのこと忘れられているんじゃないかという時期もありまいた。

 ――劇場公演で活動を続けていたんですか。

(中原) それもありませんでした。祭nine.がデビューした後は後ろで踊っていました。21年にBMKでメジャーデビューするまで7年かかっています。祭nine.の結成の時は、メンバーに入るだろうなと思っていたので、メンバーが知らされた時はショックは大きかったですね。

 ――中原さんはメジャーデビューまで7年。どのようにモチベーションを保ったのですか。

(中原) (祭nine.の)…

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