マスク氏、ツイッター社のCEOら解任 異例の買収手続き完了直後に
サンフランシスコ=五十嵐大介
米電気自動車大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、米ツイッターの買収手続きを完了したことが27日明らかになった。複数の米メディアが報じた。半年にわたる曲折を経た異例の買収劇が最終局面を迎えた。
米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、マスク氏は買収手続きを終えた後、ツイッターのパラグ・アグラワルCEOとネッド・シーガル最高財務責任者(CFO)のほか2人の幹部を解任したという。
マスク氏は4月、ツイッターを総額440億ドル(約6兆5千億円)で買収することで合意。7月には一転、買収の撤回を表明し、ツイッター側が買収の履行を求めてマスク氏を提訴した。だが、マスク氏が10月に再び買収の意向を示し、今月28日までの合意をめざし交渉していた。
マスク氏は27日にツイッタ…