6月19日 水曜日

関東・甲信越

グローバルR&Dセンター着工/国内・世界への発信拠点/LGジャパン

完成イメージパース
斎鍬の李  代表取締役
斎鋤の大林会長
【設計施工は大林組】
 LGホールディングス・ジャパン(東京都中央区)が横浜市のみなとみらい21地区(西区)に整備する「(仮称)LG Global R&D Center 建設プロジェクト」の着工式が3日、現地で開かれた。施設はLGの新たな価値を生み出し、その魅力とブランドを日本国内・世界へ発信する新拠点となる。設計施工は大林組が担当する。2021年11月の完成を目指す。
 神事では、LGホールディングス・ジャパンの李栄彩代表取締役が斎鍬(いみくわ)、大林組の大林剛郎代表取締役会長が斎鋤(いみすき)の儀をそれぞれ行い、工事の安全を祈った。
 その後の直会(なおらい)で、李代表取締役は「工事の安全と素晴らしい建物の無事完成を心よりお願いしたい」とあいさつした。大林会長は「わたしたちが持つ技術を結集して、品質管理と安全管理に万全を期して誠心誠意施工する」と述べた。
 施設は、S一部SRC造地下2階地上16階建て塔屋1層延べ3万5921㎡。フロア構成は、地下が駐車場や研究所、1-2階はにぎわい施設、3階は研究所・電気室、4-9階は研究所、10-15階は賃貸オフィス、16階に設備施設を配置する。
 建設地はみなとみらい線新高島駅から至近の場所の西区高島1-2-81(55-1街区)。敷地面積は4000㎡。
 CMは明豊ファシリティワークス、韓国本社のCMはS&ICMが担当する。 三林祐隆所長(大林組)の話「グローバル企業の施設がみなとみらいに来ることは特別な意味があると思う。皆さんの期待や希望に応えて形にしたい。墜落や飛散・落下防止に注意する。また、近接する場所に小学校があるので第3者の接触事故なども最優先に注意して工事を進めたい」