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吉田羊さんが音声案内 石橋美術館からバトンタッチ 久留米市美術館 [福岡県]

握手を交わす石橋美術館の西嶋大二館長(左)と楢原利則市長
握手を交わす石橋美術館の西嶋大二館長(左)と楢原利則市長
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 1日に石橋美術館から生まれ変わる「久留米市美術館」を運営する福岡県久留米市は30日、開館記念展で同市出身の俳優、吉田羊(よう)さんが音声ガイドを務めると発表した。新旧館長による引き継ぎ会見で明らかにした。

 開館記念展「ふたたび久留米から始まる。九州洋画」は11月19日~来年1月22日に開催。新所蔵品など約110点を飾る。吉田さんは「子どもの頃から慣れ親しんだ石橋美術館の新たな船出。展覧会が開催されているうちに必ず足を運びたい」とのコメントを寄せた。

 石橋美術館は1956年、ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏が市に寄贈して開館。77年から石橋財団(東京)が運営してきた。

 引き継ぎ会見には、楢原利則市長と西嶋大二同財団常務理事が出席。西嶋常務理事は「今後も寄付や作品貸し出しなどの支援を続けていきたい」とあいさつした。

=2016/09/30 西日本新聞=

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