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クエリ検索: "動詞型"
122件中 1-20の結果を表示しています
  • -動詞型カリキュラムの開発とそのケニア数学教育への適用-
    馬場 卓也
    日本数学教育学会誌
    2005年 86 巻 R83 号 17-24
    発行日: 2005/01/31
    公開日: 2021/04/01
    ジャーナル フリー
  • *森野 衛, 菊地 俊一, 小町谷 恩, 阿部 吉弘, 芹沢 弘秀, 高野 明夫, 川上 誠, 小林 美学, 宇井 卓二
    工学・工業教育研究講演会講演論文集
    1992年 1992 巻
    発行日: 1992/07/22
    公開日: 2017/11/14
    会議録・要旨集 フリー
  • 片岡 明, 増山 繁, 山本 和英
    自然言語処理
    2000年 7 巻 4 号 79-98
    発行日: 2000/10/10
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    動詞を含む連体修飾表現を“N1N2”という表現に言い換える手法を提案する. 動詞を含む連体修飾節は, 各文を短縮する既存の要約手法において, 削除対象とされている. ところが, 連体修飾節の削除によって, その名詞句の指示対象を同定することが困難になる場合がある. それを表現“N1N2”に言い換えることで, 名詞句の意味を限定し, かつ, 字数を削減することが可能である. 言い換えは, 動詞を削除することによって行う. 表現“N1N2”, では, 語N1とN2の意味関係を示す述語が省略されている場合がある. この省略されうる述語を, 削除可能な動詞として2種類の方法により定義した. 一方では, 表現“N1のN2”の意味構造に対応する動詞を, シソーラスを用いて選択した. また, 他方では, ある語から連想される動詞を定義した. ただし, コーパスから, 名詞とそれが係る動詞との対を抽出し, 共起頻度の高いものを, 名詞から動詞が連想可能であると考えた. これらの削除可能な動詞を用いた言い換えを評価したところ, 再現率63.8%, 適合率61.4%との結果を得た. さらに, 言い換え可能表現の絞り込みを行うことによって適合率は82.9%に改善することが可能であることを示す.
  • 宮崎 千明, 佐藤 理史
    自然言語処理
    2019年 26 巻 2 号 407-440
    発行日: 2019/06/15
    公開日: 2019/09/15
    ジャーナル フリー

    「こりゃひでえ」(元の形:「これはひどい」)のような音変化表現は,対話エージェントの発話や小説のセリフの自動生成において,話者であるキャラクタを特徴付けるための強力な手段となると考えられる.音変化表現を発話のキャラクタ付けに利用するために,本研究では,(i) キャラクタの発話に現れる音変化表現を収集し,(ii) それらを基に,音変化表現を人為的に発生させるための知識を整理した.具体的には,収集した音変化表現を現象と生起環境の観点で分類し,137 種類のパターンとして整理した.そして,これらのパターンが小説やコミックで用いられる音変化表現の 80% 以上をカバーすることを確認した.さらに,(iii) 音変化表現がキャラクタらしさを特徴付ける手段になるという仮説を検証するために,小説やコミックにおける発話文の話者(キャラクタ)を推定する実験を行い,音変化表現のパターンの情報を利用することで,推定性能が向上するキャラクタが存在することを確認した.

  • 佐藤 理史
    自然言語処理
    2020年 27 巻 2 号 411-444
    発行日: 2020/06/15
    公開日: 2020/09/15
    ジャーナル フリー

    本論文では,日本語文を合成するためのドメイン特化言語 HaoriBricks3 (HB3) について述べる.HB3 では,ブリックコードと呼ぶ Ruby コードで,どのような日本語文を合成するかを記述する.このブリックコードを評価すると,ブリック構造と呼ばれる Ruby オブジェクトが生成され,さらに,これに表層文字列化メソッド to_ss を適用すると,表層文字列が生成される.本論文では,HB3 の設計思想,実装のための工夫について説明し,HB3 で何ができるのかを示す.

  • 横山 彰三
    日本中東学会年報
    1994年 9 巻 197-239
    発行日: 1994/03/31
    公開日: 2018/03/30
    ジャーナル フリー
    現代ベルシア語における
    動詞型
    (文型)の研究は全く未開拓の分野であり、管見に触れた限りでは、いかなる文法書も詳しく取り上げてはいないようである。言語学的問題としてのみならず、語学教育的観点からも研究されるべき課題である。文を構成する要素は、以下の機能を有する;(1)文法的機能(grammatical function)(2)意味的機能(semantic function)(3)談話構造的機能(discourse function)いわゆる
    動詞型
    は、文の要素と呼ばれる主語・動詞・目的語・補語・副詞句の5つによって、文の構成を分類したものであるが、これは即ち「文法的機能」による分類である。また、文の要素がそれぞれ担う意味役割、とくに格(case)に焦点を当てた分析を「意味的機能」による分析ということが出来よう。さらに最近では、新情報(new information)、旧情報(old information)といった概念によって文の相互関係を分析する方法がとられる。これは、所謂「談話構造的機能」による分析である。本稿の目的は、
    動詞型研究に於て最も参考とすべき英語の動詞型
    を参考にしながら、いまだ不分明であるペルシア語
    動詞型
    の文法的機能の分析による体系的分類を試みることにある。英語の文型研究の歴史の中で我が国でもよく知られたものに、Onions(1929)の5文型が挙げられる。その他、Jespersen(1937)やCurme(1931)、あるいはPalmer(1938)などがそれに続くが、英語文型研究においてHornby(1956)を越えるものはないだろう。ペルシア語の文型研究については、Windfuhr(1979)によれば、最近ではVosuqi(1972)が4つの「核文(kernel sentences)」を認めている。ペルシア語のシンタクスにおいて、所謂論理的統語論が主流であったなかにおいて、文は主部と述部に大別され、機能的な順序を動作主(agent=subject)、目的語(object)、副詞(adverb)、動詞(verb)とした。Vosuqiのいう「核文」も基本的にはその域を出ていない。Jensen(1931)やLazard(1957)においても、それぞれ'le sujet,le predicat'あるいは'das Subjekt, das Pradikat'に分け分析するに留まっている。日本語による文法書では黒柳(1982)がある。著者は「文型」の項でペルシア語の単文の文型は原則として日本語のそれと同じとしたうえで、6つのパターンを提示している。黒柳(1982)によるこの分類は「文型」というほどのものではなく、基本的にはVosuqiと大差ない。
    動詞型
    を決定する上で問題となるのは、ある文(単文)を構成する要素がなくてはならないものかどうかということである。文を構成する要素には、それがないとその文の意味が完結しないもの即ち「義務的(obligatory)」な要素と、あってもなくてもよいもの即ち「任意的(optional)」な要素がある。
    動詞型
    とは、動詞を中心に据えた「義務的」な文の構成要素を表示したものである。たとえば、次の2文;(a) 'an zan wiski-ra ba 'ab 'amixt.「その女はウイスキーを水で割った」その女ウイスキー〜と水混ぜた(b)*'an zan wiski-ra 'amixt.「*その女はウイスキーを割った」において、ba「〜と」という副詞的語句を伴わなければ、意味の完結性という観点から(b)は非文となる。また、例えば目的語として名詞を義務的な要素としてとるといっても、それが単なる名詞句である場合もあれば名詞節(ke節)である場合もある。日本語によるペルシア語辞書を含めて、この様なきめの細かい
    動詞型
    の表示がなされている辞書はいまだみられない。ペルシア語の
    動詞型
    は以下の7型である。これには形容詞型((7)S+C+A+V)も含まれる。(1)S+V (2)S+C+V (3)S+A+V (4)S+O+V (5)S+O+A+V (6)S+O+C+V (7)S+C+A+V (S=主語、V=動詞、C=補語、A=付加詞、O=目的語)その他、ペルシア語には特殊構文とよばれるものがいくつかある。なかでも破格構文や非人称構文はよく知られたものであり、ほかにdashtanによる場所表現の文などが挙げられる。破格構文は心理的主語構文とも呼ばれ、心理的主語の前置化などと説明されているもので、2重主語をその特徴とし、日本語ではよく知られた「象は鼻が長い」式の構文と同種のものである。この構文は意味的に所謂「迷惑の受身」を表すこともある。非人称構文は意味上特定の論理的主語をもたず、動詞としては常に3人称単数である動詞をもつ構文をいう。一般に「好悪の感情・精神状態(気分)」などの表現において多くみられ、特に'amadan「来る」、'oftadan「落ちる」、dashtan「持つ」などの動詞によるものが多い。dashtanには通例主語に有生物をとる「所有文」としての機能と、無生物主語とくに場所を表す主語をとる「場所文」の機能という2種類の表現機能がある。所有文はbudanによる書換えができないが、場所文ではそれが可能である。本論では、現代ペルシア語の
    動詞型
    の大枠およびその他の特殊な構文を示し、若干の論考を加えた。今後はさらに個々の動詞についての細かい記述を目指したい。
  • 今栄 国晴
    心理学研究
    1968年 39 巻 4 号 200-211
    発行日: 1968/10/10
    公開日: 2010/07/16
    ジャーナル フリー
    The function of wordness of Japanese two-letter syllables (corresponding to English CVC trigrams) was investigated. 111 Ss were forced to classify 200 syllables into one of seven parts of speech (noun, verb, auxiliary verb, adjective, adverb, particle and conjunction). When one part of speech was choiced by more than 56 Ss, we decided the syllable as that part of speech type. There were 64 noun type syllables, 11 verb type, 2 auxiliary verb type, one adjective type, and 2 mixed type (each syllable had a homonym belonging to the different parts of speech, noun and verb). The other 120 syllables could not be classified into a particular part of speech, so we called them as an indefinite type. The classification is printed in Table 5, column 13th.
    To discriminate the difference of the function of the parts of speech type and the indefinite type, two experiments were run. 3 minutes after classifying task, 111 Ss were instructed to recall as many syllables as possible which were classified into the seven parts of speech. In this incidental recall experiment, the mean number of Ss per syllable who recalled the parts of speech type syllables and the indefinite type syllables, were 7.38 and 2.93 respectively. (Exp. 2, Table 1)
    Exp. 3 was paired-associate learning. Stimuli were two place digits and responses were two-letter syllables. The two lists used are shown in Table 2. Each list was composed of 8 pairs, four of which were the parts of speech type and the other four were the indefinite type, and in each list, syllables were controlled by non-association value and frequency of occurrence. The mean number of correct anticipation in 20 trials for the parts of speech type and the indefinite type were 16.2 and 12.7 in list A, 14.2 and 11.8 in list B. (Table 2) Each experiment proved that syllables belonging to the parts of speech type were significantly easier to learn than the indefinite type syllables.
    The mode of number of Ss who choiced one of the parts of speech of a syllable was counted through the 200 syllables, and it was called “Mode”. The Spearman's r's between the Mode and other 11 scales (Imae, 1966), and between the Mode and number of Ss who recalled incidentally the syllable were described in Table 4.
    The Mode highly correlates to ease of learning and rated meaningfulness, and the mean number of Ss recalled highly correlates to the Mode and the ease of learning.
    The 64 noun type syllables were divided by 47 Ss into an abstract noun type and a concrete noun type. When 2/3 of Ss selected one alternative, we decided the syllable as the abstract noun type or the concrete noun type, and the other indefinite, and the number of syllables of each type were 19, 31, and 14 respectively. When these syllables were controlled by non-association value and ease of learning, the mean number of Ss incidentally recalled per syllable were more in the concrete noun type syllables than in the abstract noun, (Table 3) This is consisted with the recent studies on the noun abstractness.
  • 上出 大河
    人文×社会
    2022年 2 巻 8 号 21-35
    発行日: 2022/12/15
    公開日: 2022/12/19
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―他言語との比較対照と合わせて―
    澤田 淳
    言語研究
    2014年 145 巻 27-62
    発行日: 2014年
    公開日: 2022/03/08
    ジャーナル フリー

    一般に,日本語の本

    動詞型
    (A型),補助
    動詞型
    (B型)の授与動詞構文は,それぞれ,物の授受,事態の授受を表すとされることが多い。本稿では,事態の授受を表すとされる日本語の補助
    動詞型
    の授与動詞構文(「てくれる/てやる」構文)が4つの構文パターン(B1α型,B1β型,B2型,B3型)に分類できることを示す。さらに,日本語の授与動詞構文の構文パターンの分類をもとに,幾つかのアジアの諸言語(韓国語,マラーティー語,中国語)の授与動詞構文(「V+授与動詞」構文)との比較対照を試みる。最後に,これらの言語との対照研究から得られるインプリケーションとして,授与動詞の構文パターンの範囲に関する通言語的な含意階層(A型<B1α型<B1β型<B2型<B3型)が提出できることを論じる。

  • 三浦 哲
    聴能言語学研究
    1997年 14 巻 1 号 14-18
    発行日: 1997/04/25
    公開日: 2009/11/18
    ジャーナル フリー
    聾学校幼稚部に在籍する先天性の聴覚障害幼児15名を対象に,“話し合い”活動における訂正方略の活用状況を検討した.その結果,3歳児においては方略の活用は観察されず,4歳児から5歳児にかけて方略の活用頻度の増加が認められた.また4歳児に比べ5歳児の方が,表現形式の点で高度な方略を活用していた.方略活用の有無に関与する要因として,年齢,応答的発声数,発声数の合計,応答的表出に占める発話の割合が見いだされた.今後の課題として,年長児による訂正方略の活用状況に関する横断的検討と,幼児を対象とした縦断的研究の必要性が指摘された.
  • 山川 健一
    中国地区英語教育学会研究紀要
    1994年 24 巻 35-44
    発行日: 1994/10/01
    公開日: 2017/03/01
    ジャーナル フリー
  • 田中 健二
    日本実用英語学会論叢
    1999年 1999 巻 7 号 13-24
    発行日: 1999/09/25
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    The purpose of this paper is to find out how many figurative English idioms can be found in The New York Times articles and to have a close look at how they are acting in those articles. Idioms in this paper mean English expressions that nonnative speakers of English cannot easily understand through words used in the expression. With the help of computer search function I got numbers of idioms used in The New York Times. The results are as follows:
    1. 180 different figurative idioms are found in 700, 000 English words in the newspaper.
    2. Idioms with a part of the body, like “bat an eye, ” take 17 percent of all figurative idioms.
    3. Idioms with one of natural existents hold 10 percent, idioms with a tool name 12 percent and figurative idioms with miscellaneous things 61 percent.
    Cliche expressions, like “bring home the bacon, ” are also found in today's newspaper. The number is 30. I presume that writers of The New York Times intend to give us vividness and freshness by using figurative idioms because those expressions are conspicuous in the newspaper sentences.
  • 福田 博人
    日本科学教育学会年会論文集
    2017年 41 巻 1G1-H2
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/08/16
    会議録・要旨集 フリー

    本稿の目的は,理科と数学の中学校段階における現行学習指導要領と新学習指導要領を比較し,その変化を捉えることであった。学習指導要領の目標内の動詞を抽出ならびに整理することによって比較を行った。その結果,理科では抽出された動詞に変化がみられず,これらの動詞を重んじていることが分かり,数学では数学的モデリングがより重んじられるようになったといえ,理科と数学の共通点として,教科することによって関心・意欲・態度の形成を目指している点が挙げられた。

  • ナロック ハイコ
    日本語の研究
    2005年 1 巻 3 号 108-122
    発行日: 2005/07/01
    公開日: 2017/07/28
    ジャーナル フリー
    自立語または統語構造が付属語化,接尾辞化していくという形態的過程が文法化論の出発点となっているが,現在行われている文法化論はむしろ意味・機能面に集中している。そして,特に形態変化が豊富な日本語においては,形態変化のあり方,とりわけ形態変化の規則性は明確に記述されているとは言えない。本稿は,日本語の文法化における形態的側面に焦点を当て,動詞活用・派生体系の形態変化に基づいて四つの原則,つまり(1)(自立語の)接尾辞化,(2)形態的統合,(3)音韻的短縮,(4)活用語尾化が働いていると指摘する。こうした原則を特定するために音韻的にも厳密な形態論を使用する必要があると論じる。また,最後に,原則に反する形態変化の例を取り上げ,そこに「外適応」と「類推」のプロセスが働いていることを示す。
  • *世古 龍郎, 金田 重郎
    情報システム学会 全国大会論文集
    2011年 7 巻 7-2
    発行日: 2011年
    公開日: 2020/05/25
    会議録・要旨集 フリー
    ソフトウェア開発の最上位の要求分析フェーズでは,自然言語記述で要件(仕様)を記述し,これを,概念レベ ルのクラス図に書き換えてモデルの精微化を図る.しかし,クラス図の書き方については,具体的な指針・方法論 を教えるテキストは多くない.本稿では,認知文法の基本的な考え方を準用して,このような曖昧な教育方針にな っている背後に,日本語と英語の「言語差」が存在することを主張する.具体的には,クラス図は,英語の第1 文 型~第5 文型にそのまま対応している.従って,動詞中心であり,「格」を自由に助詞によって指定できる日本語 を,そのままクラス図にあてはめるのは,容易ではない.クラス図を描く前に,日本語による仕様書記述中に含ま れる因果関係や主語となり得る名詞を探す「クリティカルリーディング」が必要と思われる.
  • 原田 幸一
    社会言語科学
    2015年 17 巻 2 号 68-83
    発行日: 2015/03/31
    公開日: 2017/04/26
    ジャーナル フリー
    本研究は,「違う」の新形式「ちが・ちゃ」に注目し,大学生の日常会話データに基づき,首都圏若年層による「違う」の使用を分析するものである.分析の結果,以下を明らかにした.本研究のデータにおける首都圏若年層の日常会話では,1)「違う」の形式のうち,「ちがう」の次に出現数の多い形式は新形式である,2)新形式は文末表現と体言を後接しない,3)「違う」が後接要素を伴わない場合,新形式が半数を占める,4)新形式は「違う」の用法によって使用傾向が異なり,<差異>で使用されず,<否定><話題維持>で使用される,5)「違う」が後接要素を伴わない場合,<否定>で新形式が半数近くを占め,<話題維持>で新形式が多数を占める.以上の分析結果に基づき,新形式の使用に関して「単純化」の傾向を指摘した.特に,「ちが」の使用に関しては,文法的な単純化として「類推」の可能性も指摘した.
  • 河東田 邦子
    日本教育心理学会総会発表論文集
    1986年 28 巻 228
    発行日: 1986/08/20
    公開日: 2017/03/30
    会議録・要旨集 フリー
  • 馬場 卓也
    数学教育学研究 : 全国数学教育学会誌
    2002年 8 巻 11-18
    発行日: 2002年
    公開日: 2019/01/17
    ジャーナル フリー
    Modern Mathematics has its origin of development in modern Western Europe, and has made a dramatic progress together with industrialization and development of modern education there. On the other hand, the developing countries, which are now experiencing drastic process of modernization and Westernization, propose for indigenous and natural development of society, but at the same time are obliged to import models from the developed countries. The same model-borrowing applies to mathematics education. Considering such a situation, the author proposes for utilization of ethnomathematics, which was initiated in 1984 by D' Ambrosio, a Brazilian mathematics educator, for the sake of endogeneous development of mathematics curriculum in the developing countries. More concretely, while the traditional curriculum is called noun-based in such a sense that it focuses on knowledge as a product of activity, which is expressed in noun form, the proposed curriculum is called verb-based, aiming at development of ethnomathematical activity itself, which is expressed in verb form. It means that this curriculum expresses development of mathematical activities, which are found in children's environment, in terms of verbs. Furthermore in this research, the semiotic chaining in Presemeg (1997) is applied to analyze the development of mathematical activity.
  • 馬場 卓也
    数学教育学研究 : 全国数学教育学会誌
    1999年 5 巻 17-25
    発行日: 1999年
    公開日: 2019/01/17
    ジャーナル フリー
    According to Bishop (1991), each culture has developed its own mathematics and there exists a kind of universality in the key note of those mathematics however different their appearances look. This universality means the six mathematical activities, which are counting, measuring, designing, locating, playing and explaining. On the other hand the different appearances manifest some specificity of each culture. In total all mathematical activities, that are culturally-based ethnomathematics, can be traced back to these universal activities. The focus of this paper is mathematical activities derived from these universal ones in its root. And they can be expressed in terms of the verbs as its signifiant. Of course the activity cannot substantiate itself without an object and in some cases the noun may describe an activity more eloquently than the verb. In this fast-changing society, however, a positive attitude towards a new object should be nurtured and focusing on the flexibility of verb will accommodate and enhance such an attitude. Therefore, the curriculum proposed in this paper is named verb-based. And in this curriculum the structure of activities is projected onto the one of verbs. This is believed to be one proposal to realize the principles and philosophy of Mathematical Enculturation Curriculum, especially six universal activities which connect various ethnomathematics.
  • 田添 丈博, 椎野 努, 桝井 文人, 河合 敦夫
    自然言語処理
    2003年 10 巻 2 号 43-58
    発行日: 2003/04/10
    公開日: 2011/03/01
    ジャーナル フリー
    我々は文章中に現れる比喩表現, その中でも直喩・隠喩的な比喩について, その認識・抽出を目的として研究を進めている. 本論文では, “名詞Aのような名詞B” 表現について, 名詞の意味情報を用いたパターン分類によって比喩性を判定し, 比喩表現については喩詞 (喩えるもの) と被喩詞 (喩えられるもの) とを正確に抽出できるモデルを提案する. この表現には比喩 (直喩) とリテラル (例示など) の2つの用法があり, また比喩であっても名詞Bが被喩詞ではない場合がある. 我々はそれらを機械的に判定するために, これまでに行ってきた構文パターンやシソーラスを用いて喩詞と被喩詞の候補を抽出する手法を発展させ, 名詞Aと名詞Bの意味情報やその関係に従って “名詞Aのような名詞B” 表現を6つのパターンに分類し, 比喩性を判定し喩詞と被喩詞を特定するモデルを構築した. このモデルを日本語語彙大系の意味情報を利用して実装し, 新聞記事データを用いて検証したところ, 得られたパターン分類結果 (比喩性判定結果) と人間のそれとが一致する割合は, 学習データについては82.9% (未知語データを除く), 評価用データについては72.7% (同) であり, 比喩性判定モデルの全体的な処理の流れは実際の文章中の比喩表現認識に有効であることを示した. また, 比喩語という比喩性を決定づける語についてもその効果を示すことができ, モデルへの組み込みの可能性を示唆した.
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