俳優、高嶋政宏（３９）とミュージカル女優、シルビア・グラブ（３１）が２０日、京都・左京区の下鴨神社「参集殿」で親族や親しい関係者約６０人を集め結婚披露宴を行った。政宏はシルビアの誕生日だった今月１７日に入籍し、３０日にハワイ・マウイ島で挙式することを報告。父・高島忠夫（７４）、母・寿美花代（７３）、弟・高嶋政伸（３８）の５人で忠夫のお得意ポーズ「イエーイ」を披露した。〔写真右：幸せいっぱいの笑顔で入籍を報告した新郎の高嶋政宏と新婦のシルビア＝京都市左京区（撮影・梯孝春）。同下：「イエーイ」のポーズも息ぴったりの高嶋ファミリー。（左から）高島忠夫、シルビア・グラブ、高嶋政宏、寿美花代、高嶋政伸〕

　世界遺産の京都・左京区の下鴨神社。２０００年以上の歴史を誇る荘厳な雰囲気の中、結婚式に先立って２人の披露宴が行われた。

　午前中、高嶋家と３５年の親交があるという老舗料亭「下鴨茶寮」でツーショット会見。３０日の結婚式で着用するウエディングドレスとタキシードに身を包み、政宏がシルビアの誕生日の１７日、東京・世田谷区役所に婚姻届を提出したことを報告した。

　当日はシルビアが京都でミュージカル「アイーダ」に出演中で、「行くまでは単なる書類かと思っていたけど、（窓口が）近づくとドキドキしました」。一緒に暮らして７カ月。「家事はできる人がやる。家にいると“主夫”みたいな感じです」。料理も分担し、せっせと家事をこなしているようだ。

　披露宴後は父・高島忠夫、母・寿美花代、弟・高嶋政伸と５人で記念撮影。忠夫は「女性が増えたのは本当にうれしい」と大喜びで、そろっておなじみの「イエーイ」ポーズ。新婦のシルビアは「温かく迎え入れられて、“マミー”“ダディ”って言える環境です」と、すっかりファミリーの一員だった。

　今月２３日にハワイへ出発し、３０日に双方の身内だけでマウイ島で挙式。その後、１１月１１日に東京・紀尾井町のホテルニューオータニで約１０００人を招いて披露パーティーを行う。挙式後、政宏は映画「間宮兄弟」（森田芳光監督）と舞台「エリザベート」、シルビアもミュージカル「アイーダ」と夫婦ともにスケジュールが詰まっており、子作りはタイミングをみてになりそうだ。