事件秋田新幹線が脱線 130人、車内に6時間2013.3.2 22:06

  • [PR]

事件

  • メッセ
  • 印刷

秋田新幹線が脱線 130人、車内に6時間

2013.3.2 22:06 鉄道事故・トラブル
脱線した秋田新幹線こまち25号から、毛布にくるまれて搬送される乗客=2日午後9時23分、秋田県大仙市

脱線した秋田新幹線こまち25号から、毛布にくるまれて搬送される乗客=2日午後9時23分、秋田県大仙市

 2日午後4時5分ごろ、秋田県大仙市のJR奥羽線神宮寺-刈和野間を走行中の東京発秋田行き秋田新幹線こまち25号(6両編成)の1両目が脱線した。

 JR東日本秋田支社によると、乗客約130人にけがはないが、約6時間車内に閉じ込められ、午後10時すぎから約20分かけてJRが用意したバスに移動した。乗客のうち、70代の男性が「長時間、同じ姿勢でいたため、脚の具合が悪くなった」と訴え、救急車で運ばれた。

 同支社などによると、事故当時、現場付近には雪が積もり、降雪が続いていた。こまち25号は時速約20キロで徐行運転中だった。1両目の進行方向右側にある車輪二つが線路の内側に脱線しているのを確認している。

 同支社は車内にいる乗客のため、水や食べ物を配るなどした。

このニュースの写真

脱線した秋田新幹線こまち25号の1両目=2日午後9時33分、秋田県大仙市
脱線したこまち25号の1両目=2日午後8時15分、秋田県大仙市(秋田魁新報社提供)
秋田新幹線こまち25号の1両目のレールから外れた車輪=2日午後9時22分、秋田県大仙市
脱線事故で運休となった新幹線の代行バスに乗り込むために並ぶ乗客たち=JR盛岡駅(原圭介撮影)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2013 The Sankei Shimbun & Sankei Digital