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養魚池(ようぎょち)

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捕獲場(ほかくじょう)
蓄養池(ちくようち)
採卵場(さいらんじょう)
ふ化室(ふかしつ)
養魚池(ようぎょち)
飼育池(しいくち)
海の旅(うみのたび)

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ふ化したサケの赤ちゃんを,自分でえさを食べるようになるまで育てる場所が養魚池ようぎょちです.
ふ化したばかりの赤ちゃんを仔魚しぎょといいます.仔魚は,おなかに栄養がはいった ふくろをもっていて,えさは食べずに,ふくろの栄養だけで育ちます.
8度の水だと,だいたい2か月ぐらいで,自分でえさを食べられるまでに育ちます.これを稚魚ちぎょといいます.

 

養魚池には,仔魚しぎょが かくれるためのじゃりなどをしきます.

また,暗くできるように建物の中にあることが多いです.

ふ化直前のたまご養魚池ようぎょちへいれたところです.
仔魚しぎょたまごをやぶって,出てきました.
ふ化した仔魚しぎょは じゃりの間にかくれて じっとしています.

仔魚はなるべく静かにさせてやることが大切です.あまり動くと,やせた稚魚ちぎょになってしまいます.

仔魚しぎょは光をきらいます.

あばれさせないように,養魚池ようぎょちはまっくらにします.

ふ化からおよそ2か月で,おなかのふくろがなくなって りっぱな稚魚ちぎょになります.

稚魚になると,じゃりの間から出てきて,えさをさがして泳ぎ出します.このことを浮上ふじょうといいます.

養魚池ようぎょちのかわりに,このようにボックス式ふ化器によく似た箱を使う方法もあります.この箱を浮上槽ふじょうそうといいます.
浮上槽ふじょうそうの中を見たところです.じゃりの代わりに,下の写真のようなネットリングというものを入れています.

ネットリング

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