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映画「黒部の太陽」44年ぶり全国上映

事務所開きを行った(左から)神田正輝、石原まき子氏、渡哲也、舘ひろし=東京・調布の石原プロモーション
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事務所開きを行った(左から)神田正輝、石原まき子氏、渡哲也、舘ひろし=東京・調布の石原プロモーション

 故石原裕次郎さんの妻で代表取締役会長・まき子さん(78)が5日、東京・調布市の石原プロモーションで会見し、裕次郎さん主演の映画「黒部の太陽」を44年ぶりに全国で上映することを発表した。収益は東日本大震災の被災者に寄付される。また、同事務所所属の俳優・舘ひろし(61)が神田正輝(61)とモデル・長谷川理恵(38)との交際について「これ(神田)は結婚する気ないね。彼女にあきらめてもらわないと」と勝手に“破談宣言”した。

 「黒部の太陽」は、裕次郎さんと故三船敏郎さんが主演し、世紀の難工事といわれた黒部ダム建設の苦闘を描いた3時間12分の超大作。08年に舞台化されたが、裕次郎さんの「大きなスクリーンで見てほしい」という思いからDVDやビデオなどソフト化はされず、イベントでの無料上映以外では、68年の公開以降は公の目に触れることがなかった。

 まき子さんは「被災地を支援するのは当たり前で、どういうことをすれば温かい心が通じ合えるか考えた」と震災チャリティーのための“復活”の理由を語った。3月23、24日の東京・国際フォーラムを皮切りに、今後は上映の要望があった場所へフィルムを貸し出し、各地の会館などで全編ノーカットでの“出前”上映会が行われる。経費以外の収益は全て東日本大震災の復興支援のため寄付されるという。

 同事務所所属の渡哲也(70)は、生前裕次郎さんが「西部警察」の撮影終わりには、必ず事務所で同作の上映会を行っていたことを明かし「いつもうれしそうに見ていた。(裕次郎さんが)一番気に入っていた映画でした」と話した。

(2012年1月6日)

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