paiptyloma
「パイパティローマ」
(94年、35ミリ、カラー、ビスタ、55分)



 監督・共同脚本 中江裕司

 スタッフ&キャスト

【 解説 】

 伝説の理想郷“パイパティローマ”を求める、海のロードムービー。
 沖縄県産映画『パイナップル・ツアーズ』で第2話「春子とヒデヨシ」を監督した中江裕司が描く、“パイパティローマ”は、日本最南端の波照間島に伝わる伝説の島。南の旅へを続けるうちに、次第にそれまでの自分から解放されてゆく主人公“とも子”をしなやかに魅力的に演じるのは、女優初挑戦の今野登茂子 (元プリンセス・プリンセス)。

 テーマ曲‘ゆらり’も彼女の作詞、作曲で自身が唄う。本作は、沖縄本島→石垣島→波照間→蘭嶼(台湾)の雄大なロケーションを背景に、満たされぬ現代人を幻の桃源郷へと自己発見の旅に誘う。また「島唄」で日本レコード大賞ベストソング賞を受賞したTHE BOOMの宮沢和史も特別出演している。


【ストーリー】

 「“あいつ”を追ってここまで来た」。沖縄空港に降り立った“とも子”(今野登茂子)は、一枚の写真を見つめている。大衆食堂で、たまたま相席した怪しい二人組に、鞄を間違えて持っていかれてしまう。

 そこに“チンピラ男”(津波信一)が現れ、“とも子”の鞄を奪い去る。“とも子”は“チンピラ男”の後を追い、彼の紹介で“野蛮人”(かっちゃん)船長の船に乗ることになる。海に落ちた“とも子”が海岸で目を覚ますと、アンガマ面をかぶった“アンガマ男”(平田大一)と出会う。
 自分の中の“パイパティローマ”に心突き動かされた彼女は、南へ行く決心をする。


「撮りたい側の衝動と観たい側の感動を結ぶ
大きな架橋となるべく、闘い続けます。
もっと面白い映画を!と念じて続けて下さい
その夢は必ず叶えられます。」

(J・MOVIE・WARS プロデューサー仙頭武則 )



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