衆院選が公示 広島県内の7小選挙区に24人が立候補

衆院選が公示 広島県内の7小選挙区に24人が立候補

第49回衆議院選挙が19日公示されました。
広島県内の7つの小選挙区にはこれまでに24人が立候補しました。

これまでに県内の7つの小選挙区で立候補したのは、広島1区が4人、広島2区が2人、広島3区が6人、広島4区が4人、広島5区が2人、広島6区が2人、広島7区が4人です。
このうち広島市安佐南区と安佐北区それに安芸高田市などからなる広島3区には、届け出順に無所属の新人の大山宏氏(73)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の新人の矢島秀平氏(29)、公明党の前議員で自民党が推薦する斉藤鉄夫氏(69)、無所属の新人の玉田憲勲氏(64)、立憲民主党の新人のライアン真由美氏(58)、日本維新の会の新人の瀬木寛親氏(57)が立候補しました。
届け出を済ませた6人は早速街頭に出て有権者に支持を訴えました。
大山候補は「金権政治をやめさせて、選挙には金がかかるものだという概念を吹っ飛ばさないといけない。とにかく投票所に行ってください」と訴えました。
矢島候補は「若い人の声というのがいま国会では必要とされている。皆さまの一票で意志をぜひ示してほしい。若い人たち、本当に選挙いかないとまずいぞ」と訴えました。
斉藤候補は「清潔な政治、信頼回復を始めていきたい。核保有国と非核保有国の橋渡しをするため、核兵器禁止条約の締約国会議にオブザーバー参加することを岸田総理とともに推し進めたい」と訴えました。
玉田候補は「分配する予算がどこにあるのか。与党・野党も言っていることは結局、絵に書いた餅で選挙目当てだ」と訴えました。
ライアン候補は「今の政権は権力でルールを変え、そして民主主義を変え、国民の命をまったく守っていない。こんな政府、政党に私たちの命を託せるか。私が金権政治を必ず終わらせる」と訴えました。
瀬木候補は「金権政治を打破できるクリーンな政治、それは日本維新の会にしかできないことだ。減税とベーシックインカムを日本の新たな成長戦略に位置づけていく」と訴えました。
一方、比例代表の中国ブロックには、11人の定員に対して、これまでに9つの政党が立候補者名簿を届け出ました。
今回の衆議院選挙は、新型コロナウイルスの感染拡大後、初めてとなる全国規模の国政選挙で、今後の感染対策や経済政策のほか政治とカネをめぐる問題への対応などを争点に12日間の選挙戦が展開される見通しです。
立候補の受け付けは19日午後5時までで、投票は10月31日に行われ即日開票されます。