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わがままタトゥー、前代未聞の生放送ボイコット

t・A・T・u・(タトゥー) 初来日したロシアの女子高生ユニット「t.A.T.u.(タトゥー)」が27日、テレビ朝日系「ミュージックステーション」の生放送中にスタジオを抜け出して帰るという、前代未聞の“大珍事”を起こした。タトゥーのきわどい衣装をめぐり、番組関係者らが着替えを要求したことにキレた、との見方もあるが、本当の原因は不明。脅威の女子高生コンビだ…。〔写真:いよいよお騒がせぶりを発揮してきたタトゥー

 ありえない−。ジュリア(18)、レナ(18)の“お騒がせコンビ”が、理解不能のブッとんだ行動にでた。なんと、ナント、生本番中、自分たちの歌の出番を待たずに帰ってしまったのだ。

 “大事件”発覚は午後8時45分ごろ、司会のタモリ(57)が「生放送には色々あるということをお話ししないといけません。タトゥーが『(番組に)出たくねぇー』ということです。控室から出てきません」と苦笑い(内心は汗だく?)で状況を説明した。

 当初の予定ではタトゥーは5組目に登場する予定だったが、急きょ、6組目のザ・ミッシェル・ガン・エレファントが登場。番組側はなんとか時間の引き伸ばしに努めたが、タトゥーは姿を見せず、アドリブで同バンドが別の曲を歌い、生放送中に“空白の時間”を作ることだけは回避した。

 番組の冒頭ではタトゥーの2人は手をつないで登場。笑顔でファンに手を振るなど、機嫌が悪いようにはみえなかった。ではなぜ? タモリも「何が悪いのか分かりません」。その背景には2人の衣装をめぐっての攻防があったようだ。

 タトゥーの衣装は「学校の制服」(レナ)で、白のシャツに赤のミニ。ただし、シャツはボタンをかけず、すそで結んでいるだけで、おっぱいポロリの危険性大。さらにスカートは、ちょっと動けばパンモロの“腰履き状態”。タモリは「すごい下がってますね」と驚いていたが、レナは「もっと下げた方がいいですか?」とケロリ。関係者は「オッパイだしそう」と戦々恐々としていたようで、ハプニングを恐れて「衣装替え」を提案。気分を損ねてしまったようだ。

 2人はオープニングに出ただけで、その後は控室に直行。現場に居合わせた関係者によれば、スタッフは必死に交渉を続けていたが、午後8時半過ぎには、すでに私服でロビーにおり、同45分のタモリの「今なら間に合うぞ〜!!」の呼びかけ前の40分ごろには帰ってしまったという。

 28日には都内でファン感謝イベントを予定しているが、「中止になる可能性があります」(関係者)とか。もはや、ワールドワイドなわがままぶりは、だれにも止められない?!

★t.A.T.u.(タトゥー)
 ブルネットの行動派、ジュリア・ヴォルゴヴァ(18)と、赤毛の書斎派、レナ・カティーナ(18)が1999年に結成したロシアの女子高生デュオ。歌の実力とともに、レズを連想させる歌詞・プロモーションビデオ、超ミニ制服、自由奔放な振る舞いが若者の共感を呼んだ。デビューアルバム「t・A・T・u・」は輸入版と合わせて180万枚を突破。オリコンチャートでも、35年の歴史で初めて洋楽アーティストのデビューアルバムが初登場1位に。グループ名はロシア語tatyのアレンジで「彼女は彼女が好き」の意。ちなみに、2人とも彼氏はいる。

★ほかにも理由あり?

 複数の関係者によれば、タトゥーのボイコットの理由について、衣装問題のほかにもいくつかの説がある。

 (1)2人を発掘したロシア人プロデューサー、イヴァン・シャポヴァロフ氏が、オープニングの映像を見て、気に入らないことがあり、同氏がスタッフの携帯に電話を入れ出演中止を命令した(2)ほかの出演アーティストと同等の扱いを受けたことで本人が気分を害した(3)タモリの話し方が気に食わない、などが浮上している。

★視聴者から問い合わせ、抗議殺到

 テレビ朝日広報部によると、タトゥーは午後4時過ぎに局入り。「リハーサルもしたが、本番が始まってから、本人およびマネジャーが急に『出たくない』と言い出した」という。

 広報部は「スタッフが説得を続けたが、こういう結果になってしまった。日本のファンも楽しみにしていたのに、局としても、とても残念です」とコメント。「理由がさっぱり分からない。何でこんなことが起きるのか…」と頭を抱えていた。

 同局視聴者センターには、タモリが番組内で“タトゥーボイコット”を明らかにした直後から問い合わせの電話が殺到。「件数を把握できないほど、電話が掛りっぱなしの状態」(広報部)で、「なぜ出ないのか」という問い合わせが8割、残りは「ふざけんな!」という苦情・抗議だった。

★ゲリラPV撮影に警視庁“大厳戒”

 警察もピリピリ? タトゥーが、徳川家の墓所がある東京・港区の増上寺でPV撮影を計画していたものの、寺側から断られていたことが27日わかった。

 警視庁などによると、プロデューサーを名乗る日本人男性が22日、寺に「29日に境内で歌の撮影をさせてほしい」と電話依頼。その後訪れ「2人組が制服を着て歌う。人が集まる」などと説明した。寺側は、タトゥーを知らず警視庁に相談したが、“トラブルメーカー”であることを知り「参拝客に迷惑がかかる上、過激なのは寺にふさわしくない」と断った。

 撮影不許可が発覚したのは、銀座、秋葉原に続き3カ所目。警視庁は表向きは「特別な警備態勢は取らない」としているが、今回の生出演ドタキャンで、タトゥーの無謀さが赤裸々となった格好。29日にゲリラ撮影を行う可能性は、かなり高まってきた。

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