三井住友銀行が草津に支店開設 県内初

2021年3月9日 05時00分 (3月9日 05時00分更新) 会員限定
支店の開設式典でテープカットする三井住友銀の金子執行役員(右端)ら=草津市で

支店の開設式典でテープカットする三井住友銀の金子執行役員(右端)ら=草津市で

  • 支店の開設式典でテープカットする三井住友銀の金子執行役員(右端)ら=草津市で
 三井住友銀行は八日、草津市のJR草津駅近くの百貨店内に新たに支店を開設した。同行としては初の県内出店となる。高機能の現金自動預払機(ATM)の導入によって窓口での現金の受け渡しを行わない「現金レス」を実現した。同行では三店舗目。西日本では初めてとなる。
 新支店では、窓口でしか行えない多額の現金の引き出しや税金の納付などの際、QRコードを印刷した用紙を発行し、顧客がATMに読み込ませて入出金する仕組みを導入した。行員の窓口業務の負担を減らし、資産運用の相談などに集中できる環境を整備する。
 この日の開設式典に出席した三井住友銀の金子宏之執行役員は「草津市は(京都方面への)ベッドタウンとして成長している。店舗の空白地域だったが、デジタルを活用して便利さを提供する」と述べた。
 草津市の新支店では新型コロナウイルス対策として、混雑緩和のために来店の予約や待ち時間の確認をスマートフォンで行えるサービスを導入した。顧客は待ち時間に買い物をするなどして順番を待つことができる。
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