育英高校（神戸市長田区長尾町２）の口座から計約６３０万円を不正に引き出し着服したとして、兵庫県警長田署は１９日、業務上横領の疑いで、同校の元専任講師の男（２９）＝同罪で起訴＝を再逮捕した。同署の調べに「競輪や競馬などギャンブルに使った」と容疑を認めているという。
再逮捕容疑は昨年９月１日～同１２月１４日、同市内の金融機関窓口で、１年生の教材購入費や模擬試験の受験代を管理していた法人口座から、１０回にわたり現金を引き出し着服した疑い。
同署によると、男は昨年４月、国語科の講師として採用され、同９月から口座を管理。今年６月２８日、同じ口座から現金５８万円を引き出したとして同署に逮捕されていた。
