文字サイズ

熊本・阿蘇、世界ジオパークに認定…国内7番目

 科学的に価値の高い地形や地質などを持つ地域を認定する世界ジオパークに、熊本県の阿蘇が選ばれた。

 国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)に事務局を置く世界ジオパークネットワークが、23日(現地時間22日)にカナダで開かれた国際会議で決定した。国内では、島原半島(長崎県)や洞爺湖有珠山(北海道)などに続き7番目の認定となった。

 阿蘇ジオパークは、熊本県阿蘇市など1市4町3村にまたがり、広さ約1100平方キロ。27万年前から9万年前までの4回の巨大噴火で形成されたといわれる世界有数のカルデラ(南北約25キロ、東西約18キロ)や、火山活動が続く中岳、広大な草千里ヶ浜などが有名だ。

 阿蘇ジオパーク推進協議会(会長=佐藤義興・阿蘇市長)は「これまでの取り組みが世界に評価され、新たな一歩が始まった。今後も地域資源の活用と保全を推進していきたい」とのコメントを出した。

2014年09月23日 19時26分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
読売プレミアムに登録された方記事の続きへ
未登録の方新規登録へ
おすすめ
今週のPICK UP
今週のPICK UP
国内線 空席照会・予約はこちらから ANA
出発空港 到着空港
搭乗日 出発時刻
搭乗クラス