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『野球小僧』編集部アンケート

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2005-12-14

帰国後の松井秀喜選手が本音を語った!

▼ラジオ中継は元気です!

 東京に寒波が居座る12月13日、皇居近くの東京會舘にて「ニッポン放送ショウアップナイター2006 Conference」が開催されました。ラジオのプロ野球中継で高い実績を持つニッポン放送が、3年前から開催するイベント。「テレビの視聴率低下に比べると、ラジオの聴取率は下がっていない!」という景気のいい話からスタートしました。
 さらに、来季から新たに加わる解説者として、前ヤクルト監督の若松勉氏、前楽天監督の田尾安志氏、前横浜投手コーチの野村弘樹氏が登場。それぞれ豊富を語りました。

▼来季のジャイアンツは機動力野球!?

Big_three  続いては、来季から指揮を執る巨人・原辰徳監督と、ヤクルト・古田敦也選手兼任監督が登場。
 まず「ゼロからのスタート」を強調した原監督は、清原和博選手、ローズ選手の退団について、「チームがスリムになったと思う」とコメント。「スリムになった=機動力野球への転換ですか?」という質問に対しては、「ファンのみなさんが見ていて一番スリリングなのは、機動力を使ったプレーでしょう。バント、スクイズ、盗塁など前面に押し出してやっていきますよ!」と力強く宣言していました。

▼新監督が火花を散らした!

 原監督よりやや遅れてやってきた古田監督。新人選手の入団発表を終えて駆けつけたということで、額に汗をにじませての登場でした。
 就任直後からファンサービスを標榜する古田監督。「神宮球場をお客さんでいっぱいにしたいです。スワローズが強くなることが一番のファンサービス。ライバルは多いですけど、頑張ります!」と話していました。
 また、「巨人に勝たないと上に行けないですからね。選手にもそれをよく伝えて、巨人をやっつけて上に行きたい。グラウンドでは年齢の上下は関係ありません。今、謝っておきます。スミマセン!」と古田監督が言えば、「まあ、先輩は先輩として、上から押しつぶしていくから」と原監督がセンター返し。さらに古田監督から、「いや、僕は下から突き上げるのが得意なんですよ!」と好返球が戻ってくるという、絶妙のやりとりが繰り広げられました。
 そんなやりとりの後、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜選手が登場! 新監督に花束とエールを贈り、壇上の主役交代となりました。

▼ゴジラ松井が登場!

 3年間在籍したニューヨーク・ヤンキースと、4年で62億円という契約を結んで帰国した松井秀喜選手。「移籍を考えたこともあったけど、自分にとって一番いいのがヤンキースにいることだと思っていた。よかったです」と晴れ晴れとした表情でした。
 その後、ニッポン放送でメジャーリーグ中継を担当する師岡正雄アナウンサーと、息の合った対談がスタートしました。

——2005年シーズンの成績(162試合出場で打率.305、23本塁打、116打点)について、どう感じていますか?
松井 打率、打点はメジャー3年間で一番いいけど、ホームランが少なくて、みなさんをガッカリさせてしまったかもしれませんね。でも、ヤンキースというチームは、僕にホームランをあまり期待していないんです。それよりも打率、打点を稼ぐような「いい野球」を期待されている。その中では、ある程度いいプレーができたと思っています。
——今季は、開幕戦で右中間ライナーのホームラン。開幕4戦で3本塁打というスタートでした。
松井 開幕に1本出たのは、本当に嬉しかったです。今年はオープン戦から調子がよくて、3年目にして一番手応えがありました。
——ところがその後、5月30日まで47試合、203打席もホームランが出ませんでした。これは一体…?
松井 すみません、言い訳させて下さい……花粉症がつらかったんです! アメリカに行けば大丈夫かと思っていたんですが、今年が一番つらくて、夜も眠れないほどでした。ドーピング検査に引っかかる可能性を考えると、薬も飲めなくて…。
——そして6月12日、松井選手の誕生日には右足首をネンザ。相当痛かったと思うんですけど、フル出場は果たしました。
松井 いや、ホントに痛かったですよ! 翌日、ゲームがなくてよかったです。かなり腫れてしまって、今もまだ少し腫れているほどです。でもバッティングは大丈夫ということで、DHで出してもらいました。
——そして、いきなりホームラン。右足の力みが抜けて、バッティングに好影響だったなんてことは…?
松井 ああ、それはあったかもしれません。前足のステップというのは、やさしく出すのがいいんです。右足が痛かったから、より自然に出せたかもしれないなあ。
——エンゼルスに2勝3敗で負けた、ディビジョンシリーズについての感想は?
松井 ミスで負けた、と思っています。5試合とも勝てました。バッテリーを含め、ディフェンス面でのミスがあったのが敗因です。
——5戦目は、最後のバッターでしたね(結果はファーストゴロ)。
松井 最後のバッティング自体は悪くなかったけど、ファーストのファインプレーに阻まれてしまいました。5戦目は自分自身、最も悔いの残るゲームです。
——WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場については?
松井 結論は、まだ出ていません。ファンのみなさんの期待、王貞治監督やチームスタッフの気持ちもわかっているつもりですが、僕はヤンキースの一員。チームの意向を問わなければね…。もちろん、なるべく早く結論を出すつもりです。
——来季への豊富を聞かせてください。
松井 ヤンキースでワールドシリーズに優勝することが、最大の目標です。新たな契約を結び、またピンストライプのユニフォームを着て、ヤンキースタジアムに立てる。今まで以上にいいプレーをお見せしたいと思っています。頑張りますよ!

▼話題の選手が続々登場!

 ニッポン放送のラジオ番組『ショウアップナイターストライク』(17:30〜19:00)では、「あなたが選ぶ2005スポーツ大賞!」と題したスペシャル番組を放送中。パーソナリティの田尾安志氏と松本ひでおアナウンサーに、特別ゲストが加わる豪華バージョンとなっています。放送予定は以下の通りです。お聴き逃しなく!

Matsuis_bats ★ニッポン放送『ショウアップナイターストライク』
「あなたが選ぶ2005スポーツ大賞!」(17:30〜19:00)

◇12月14日 巨人・原辰徳監督
◇12月15日 ヤクルト・古田敦也選手兼任監督
◇12月16日 ホワイトソックス・井口資仁選手

★ニッポン放送ホームページ
http://www.1242.com/

<追記>
 イベントの最後は、松井秀喜選手のサイン入りバットが10名に当たる抽選会。ドキドキしながら待っていると、いの一番に当選者として名前を呼ばれたのは、弊社の広告スタッフでした……うらやましい!

<写真>
上=古田敦也監督、原辰徳監督、松井秀喜選手という豪華スリーショット!
下=松井秀喜選手の直筆サイン入りバット。当選者には松井選手から直接手渡された!

(編集部・イベント取材班)

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