Wink30周年...。
デビューした当初は、まさか自分が、30年後に真新しく復活した自分達のE P盤を手に、応援して下さった皆様へメッセージをしたためる瞬間が来るなんて、想像すらしていませんでした。感激です!
かけがえのない唯一無二の存在である早智子と出会わなければ、今この瞬間を含めた数々の感動や夢のような経験を味わう事は出来なかったと思います。喜びや苦悩を共に分け合いながら、また笑顔でこのANNIVERSARYを噛み締めあえる事に胸一杯の幸せを感じています。
あの頃、次々と魅惑的な楽曲が私達に届き、最高のパフォーマンスが出来るよう支えて下さったスタッフの皆様にも感謝しています。
そしてあなたにも!
30年も経ったのかと思いつつ…。
しかし、改めてWinkが過去に出した楽曲を聴いたり映像を見たりしても、長い時の経過をまったく感じさせない。
サウンドはまったく古びておらず、振り付けや衣装なども色鮮やかなまま、今でも充分に通用する。
ただそこにバブル時代の余韻が横たわっているだけだ。
凄まじいまでのスケジュールで制作していたあの頃。でもどこにも手抜きを感じさせないのも、プロがプロとしての力を結集して作っていたからだろう。
Winkはいわば「徹底した職人たちが作り出した世界」でもあった。
そして30年という月日も、単にあの頃の続きでしかないと思えるのだ。
作詞家 及川眠子
スペースシャワーTVプラス(CS放送)にて、4/8(日)18:00~18:30(リピート4/27 22:00~ 他、5月予定)に、M.V.特集がオンエアされます。是非ご覧ください!詳細はこちら
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Wink 30周年を記念し特設WEBサイトオープン致しました。
http://www.polystar.co.jp/wink30th/
デビュー30周年企画、第2弾。
アルバム15タイトル、オリジナル・リマスター盤リリース。更にスペシャル・トークイベント決定!!
デビュー30周年を迎えるWinkが贈る、スペシャル企画第2弾。
4/27EP盤復刻リリースに続き、1988年のデビューアルバムから1995年までに発表した全15タイトルをEP盤同様、オリジナル・マスターからのリマスタリング、更に高音質UHQCDとしてリリースが決まりました。約7年間で15枚のアルバムをハイペースに発表し、デュオ・アイドルとして時代を牽引してきたWink。初期には海外アーティスト楽曲をユーロビート・アレンジでカバーし、デュオ・ボーカルにシンクロする振り付けでファンを魅了した。作詞には多数曲を担当した及川眠子、森雪之丞、松本隆、秋元康、他。作曲には財津和夫、織田哲郎、来生たかおなど多彩な作家陣から提供。後期にはメンバーによる書き下ろし楽曲を収録した意欲作にも注目。バージョン違いなどの全シングル(25曲)を含む、Winkの全てが収録されています。5タイトル毎に3ヶ月連続リリースする、30周年を飾る15作品です。
『CDリリース同日発売、初のハイレゾ配信スタート!』
Winkの1stアルバムは"センチメンタルな夏"をテーマに、デビュー・シングル「SUGAR BABY LOVE」(The Rubettesのカバー/1974年)他、60年代~70年代のアメリカン・ミュージックをカバー収録した作品。The Four Seasons(1965年)後にBay City Rollers(1975年)「BYE BYE BABY」、Diane Renay「NAVY BLUE」(1963年)、Orleans「DANCE WITH ME」(1975年)、Paul Anka「あなたの肩に頬うめて/英題Put Your Head On My Shoulder」(1959年)など。海外アーティストのカバー・アイドル・デュオとして人気を誇ったデビューアルバム。
(1988年7月1日リリース)
デビュー曲「Sugar Baby Love」のリミックス、期待の新曲「愛が止まらない」(Kylie Minogue/1988年)とそのリミックス、Bananarama「LOVE IN THE FIRST DEGREE」(1989年)、Sinitta「CROSS MY BROKEN HEART」(1988年)のカバー曲など、80年代ユーロ・ビート(ヨーロッパではハイ・エナジーとして流行)を牽引したイギリスのプロデュース・チーム、「Stock , Aitken , Waterman」のカバー楽曲を収録。オリジナルとして唯一のミニ・アルバム。
(1988年12月1日リリース)
初のシングル・チャート1位を獲得した「愛が止まらない」リリース後の2ndアルバム。オープニングはWink効果の影響もあり日本で人気となった、Kylie Minogue & Jason Donovan「Especially For You」(1988年)、他Blondie「Heart Of Glass」(1979年)、Conni Francisの大ヒット曲「おしゃれ泥棒」(1962年)など、カバー曲をメインに収録。アルバムチャート1位を獲得した。
(1989年4月26日リリース)
数々のカバー楽曲を幅広いアレンジで歌う、Winkのスタイルが確立した3枚目のアルバム。オープニングとエンディングにJohn Lennon「Oh My Love」を収録し、アルバムのイメージを印象づける作品。他、Bobby Caldwel「l Special To Me」(1979年)、REO Speedwagon「In Your Letter」(1981年)、Kool & the Gang「Joanna」(1983年)など、これまでとはアプローチが異なるAOR、ファンク、ソウル、ロック系アーティストを中心にカバーを選曲。それぞれ初のソロ・ボーカルを収録した(相田翔子「さよなら小さなCrybaby」※作詞も担当、 鈴木早智子「Joanna」)にも注目。
(1989年12月1日リリース)
3アルバムと1ミニ・アルバムを発表した後、Wink作品として1つ目のターニングポイントとなる4thアルバム。多くのカバー楽曲で構成してきたアルバムから、オリジナル楽曲に比重を寄せた作品。ジャケットもこれまでのイメージから離れ、ファンタジーな世界をアートワークに投影した。カバー曲はイギリスのポップス・グループThe Nolans大ヒットチューン「銀星倶楽部/原題I'm In the Mood for Dancing」(1980年)、同アーティスから「Sexy Music」(1981年)、 Kool & the Gang「あの夏のシーガール 原題Cherish」(1984年)など。
(1990年7月11日リリース)
5thアルバムは"冬"をテーマに、ノスタルジックな世界を演出した。カバー曲を5曲収録するが、中でも鈴木早智子ソロ・ボーカルを担ったロック・バンドKISS「悪い夢 ~I Was Made For Loving You~」(1979年)は、彼女の個性が開花した1曲。相田翔子ソロ「真冬の薔薇」は、海外作家陣によるデモを完成させた冬を彷彿させる1曲。その他、ナショナル・ヒット・ソングのThe Cowsills「雨に消えた初恋/The Rain, The Park and Other Things」(1967年)のカバーも特筆すべき1曲。
(1990年12月16日リリース)
トップを飾るタイトルからもわかるように(真夏のトレモロ)、"夏"をテーマにした6thアルバム。1 stアルバム"Moonlight Serenade"と同テーマでありながら、ジャケットのビジュアルと収録タイトル「シエスタ」、「Mysterious」など西洋の高貴なイメージを持たせた作品。カバー曲はThe Beach Boys「Fun Fun Fun」(1964年)、Bette Midler「 夜の月、昼の月/原題Night And Day」(1991年)など収録。
(1991年7月10日リリース)
ファンキー&ゴージャスがテーマとなる7thアルバム。文字通り1曲目「あの夜へ帰りたい」(Kylie MinogueのStep Back In Time 1990年カバー)ではこれまでのユーロビート・サウンドからは遠ざかり、際立つギター・カッティングのファンク・ナンバー。他曲もソウル系のアレンジなど、アーバンで情熱的な作品。それぞれソロ・ボーカルを担当した「聖なる夜に帰れない/鈴木早智子」、「Tears/相田翔子」では、作詞、作曲も担当した。(相田翔子は「さよなら 小さなCrybaby」で初の作詞を担当)
( 1991年11月25日リリース)
鈴木早智子ソロ作品「Mode」の翌月に発表した8thアルバム。本アルバム・リリース翌月には相田翔子ソロ作品「Delphinium」を発表。それぞれのソロ作品と同時進行で制作を経た2人のボーカルはタフネスで妖艶。10曲中、7曲の歌詞と編曲をそれぞれ及川眠子、門倉聡が担当したWinkサウンドも健在。KC & The Sunshine Band「 霧の楽園-That's The Way」ディスコ・チューンをクールにアレンジ・カバー。他、オープニング「Frou-Frou」はStories の全米No.1曲「Brother Louie」(1973年)カバーにも注目。(オリジナルはHOT CHOCOLATE)
(1992年4月25日リリース)
ジャケットのビジュアルが印象的なミステリアスで幻想的な世界を醸し出す、9thアルバム。オープニング「リアルな夢の条件」ではハードなサウンドにロマンティックを感じさせ、デビューから変貌を遂げた2人を象徴づけた1曲。他、ミディアム・バラード「冬幻想」、カバー曲「Celebration」原曲Vanessa Williams /Save The Best For Last(1991年)では正統派バラードを披露。フュージョンとポップスをクロスオーバーさせた「あなたに秘密な夜」、「刹那ヴァージョン」など、オーセンティックな世界を演出。他、初となる邦楽カバー「ふりむかないで/ピーナッツ」(1962年)、「時計をとめて/ジャックス」(1968年)も注目。
( 1992年11月26日リリース)
デビュー5周年に発表した10枚目のオリジナル・アルバム。本作は作家陣との初組み合わせが大半を占め、レゲエ系サウンド(夏に会えなくて)、リズム・トラックをループさせるなど(SAVE MY LIFE)、幅広いサウンドとバラエティに富んだ作品となった。アレンジャーに初となるムーンライダース白井良明を迎えたことも特筆すべき点。更に同バンドから、かしぶち哲郎が作曲及びアレンジャーとして参加(月と太陽)。他、「I Wanna Leave You」の作詞を鈴木早智子、アルバムの最後を飾る「おしえて」は相田翔子が作詞・作曲を担当。
(1993年6月25日リリース)
Winkの新境地を開拓したシングル「咲き誇れ愛しさよ」(作詞大黒摩季 作曲 織田哲郎)を収録した11thアルバム。1曲目にBananaramaヒット・ソング「MOVIN' ON」(1988年)を極上のポップ・アレンジでカバー。印象的なチェンバロでブリット・ポップにアレンジした「Made in Love」(編曲 門倉聡)、Sheena EastonやQuincy Jonesなど手掛けたIan Princeをアレンジャーに迎えた「涙を責めないで」「誰も知らない」など、前作からの流れを汲んだポップ・アルバムとなった。他、「三日月の夜の小鳥たち」原題 Foreigner「I Want To Know What Love Is」などをカバー収録。「愛を込めて」は相田翔子による作詞・作曲。
(1993年11月26日リリース)
"Wink meets the 60's"をテーマに制作した12thアルバム。懐かしいけど新しい、Winkの方向性を見いだし60年代のサウンドがモチーフとなった作品。これまでの打ち込みサウンドとは違う、バンド・サウンドでマージー・ビート、フォークソングなど60'sサウンドにトライ。シングル「トゥインクルトゥインクル」でもオリジナル・ヴァージョンに加え60's ヴァージョンを収録。作詞に秋元康(4曲)、作曲には杉真理、財津和夫など多彩な作家陣を迎えた。本作、初となる全曲書き下ろしで構成したアルバム。
(1994年7月1日リリース)
前作「overture!」の流れを汲み、"Wink meets the 70's"をテーマに制作した13thアルバム。'60sサウンドから日本のフォークをテーマにした前作から、続編ともいえる'60~'70sのサウンドを追求。本作も全て書き下ろし曲でアルバムを構成。作家陣には前作同様、秋元康、杉 真理、財津和夫に加え、新たに朝本浩文、上田知華(共に作曲)を迎えた。マージー・ビート「それはKissで始まった/ PLEASE PLEASE ME」、リヴァプール・サウンド「Sunny Day」、A&M;サウンド「あなたがドアを開ける夜」など、オリジナル楽曲にして多数のカバー・アレンジ経てきた集大成ともいえる作品。
(1994年7月1日リリース)
"ユーロ、再び"をモチーフにした14thアルバム。14枚目にして原点回帰となった本アルバムに、及川眠子(作詞)、船山基紀(編曲)などの作家陣も復帰。日本で流行した80年代ユーロビート(ヨーロッパではハイ・エナジーとして流行)の全盛期にWinkがデビューし、J-EURO、後のJ-POPの原型ともいえるシーンを駆け抜けた。90年代にハイパー・ユーロビートとして再燃。そこに留まらずR&B;、ジャズ、ラテン系アレンジ(Heavenが待ってる/あってる/ MY TURN)、更にシティポップを感じさせる(私の夏が始まる/海に輝いて)、ポップ・ミュージックとなった。この作品を最後に活動休止に入る。
(1995年7月5日リリース)
今年、デビュー30周年を迎えるWinkが贈る、スペシャル企画第1弾。全25タイトルのシングルから1988年~1990年に発売された6タイトルが、EP盤化されました。現在、その入手困難なEP盤6作品を完全復刻し、リリースすることが決まりました。更に、プロモート盤オンリーとしてアナログ化されていた2タイトルも初EP盤化。音源はオリジナル・マスターテープから、最新のマスタリング技術を駆使した拘りの作品です。ジャケット復刻に追加する特典として、オリジナとバージョンが違うジャケットを封入。発売日は1988年4月27日のデビューにあわせた、30周年にふさわしい復刻EP盤シリーズ、全8作品です。
発売日:2018年4月27日(金)
Wink
シングル7inch EP盤 【完全限定盤】
ジャケット仕様:オリジナル復刻 / 紙内袋
封入特典:アナザー・バージョン・ジャケット
オリジナル・リマスター盤
1988年4月27日リリースのデビュー・シングル。フジテレビ系「熱っぽいの!」主題歌。最高チャート20位を記録。イギリスで人気を誇る『The Rubettes』のカバー曲で、記録的なヒットとなった。Wink同様、デビュー曲。カップリングは一風堂の見岳 章が作曲を担当。
1988年9月7日リリースの2ndシングル。作家に森雪之丞、佐藤健を起用し、編曲は鈴木茂(はっぴいえんど)が担当。80~90年代を牽引する布陣を起用したタイトル。
多くのカバー曲をリリースした初期シングル群の中では数少ないオリジナル書き下ろし楽曲。
1988年11月16日リリースの3rdシングル。フジテレビ系ドラマ「追いかけたいの!」主題歌。各チャート番組で初の1位を獲得。更には第22回全国有線大賞でグランプリ受賞。オリジナルは日本でも人気を誇った、オーストラリアの『カイリー・ミノーグ』カバー楽曲。
1989年3月16日リリースの4thシングル。チャート初登場で1位を記録。オリジナルは80年代後期にムーブメントとなったユーロビート系ユニット、スロベニアの『ムーラン・ルージュ』カバー。カップリング楽曲はイギリスのコーラス・グループ『ザ・ドゥーリーズ』のカバー。
1989年7月5日リリースの5thシングル。パナソニック「ヘッドホン・ステレオ Sタイプ」CMソング。チャート初登場で1位を記録。2人の振り付けと共に現在でも人気を誇るWinkの代表曲。作詞にはWinkに多数の歌詞を提供した及川眠子が担当。オリジナル書き下ろし楽曲として初のヒット・シングルとなる。カップリングはアメリカのフォーク・グループ『ピーター・ポール&マリー』のカバー。色彩豊かなポップ・ソングにアレンジされた。
1989年11月1日リリースの6thシングル。パナソニック「マックロード・ムービー」CMソング。チャート初登場で1位を記録。Winkとして最後となったアナログ・シングルのタイトル。カップリング同様、作詞には松本隆(はっぴいえんど)が担当。
1989年12月1日リリースしたアルバム『Twin Memories』(CD)のプロモーションEP盤の初商品化。バレーボールワールドカップ1989イメージソング。「和モノ A to Z」(2015年リットーミュージック発行)で脚光を浴び、DJ界でも人気を誇る1曲。オリジナルはAORシンガー『ボビー・コールドウェル』のカバー楽曲。
1990年3月28日にリリース、7thシングル(CD)のプロモーションEP盤の初商品化。チャート1位を獲得。イギリスの人気グループ『ノーランズ』のカバー楽曲。
相田翔子(1970年2月23日生まれ、東京都出身)、鈴木早智子(1969年2月22日生まれ、東京都出身)からなるアイドル・デュオ。1988年Winkを結成、シングル「Sugar Baby Love」でデビュー。1989年「愛が止まらない~Turn It Into Love~」で全日本有線放送大賞グランプリを受賞、同年「淋しい熱帯魚」で日本レコード大賞受賞。同曲で第40回NHK紅白歌合戦に出場。90年代を代表するアイドルとして一世を風靡した。1996年3月に活動停止するも、これまでに3回の復活を果たす。
こんにちは。Winkの鈴木早智子です。
こんなふうに、ご挨拶するのも照れてしまいますね。(笑)
4月27日で、Wink結成30年を迎える事になりました。そして記念のシングル盤が手元に届きました。
これを見ていると自分であって自分でないような不思議な感覚に陥ってしまいます。あらためて当時をふり返ってみると言葉で表現するには難しいほど色々な想いが頭をよぎります。何よりも、当時応援して下さったファンの皆さん!陰ながら支えて下さったスタッフの方々には心から感謝の想いでいっぱいです。
そして、翔子というかけがえのない大切なパートナーの存在があってこそのWinkでした。たった一つ、ずっと胸の片隅にあり心残りだった事は、ファンの皆さんの前で直接!伝えられないまま突然の活動停止に入ってしまった事でした。当時はとても複雑な思いでしたが、この節目に、何か一つでも恩返しが出来たらとの想いでいます。