人通りの多い歩道でスケートボードを使ったとして、大阪府警は31日、10〜30代の男4人を道路交通法違反(禁止行為)の疑いで取り締まり、発表した。
南署によると、31日午前0時ごろ、20代と30代の男が大阪市中央区西心斎橋2丁目の御堂筋沿いの歩道でスケートボードを使い、同日午前2時ごろには、10代と20代の別の男が同区心斎橋筋1丁目の心斎橋筋商店街で使った疑い。
今年4〜8月、「歩道でぶつかりそうになった」「車輪の音がうるさい」などの苦情が約300件あり、南署が31日午前0〜3時に集中的に取り締まりを実施した。苦情通報はここ数年増加傾向にあり、南署の担当者は「ミナミがスケートボードの名所になっているとも聞く。多数の人に見られたい意識があるからではないか」とみる。道路交通法76条は、交通の頻繁な道路でスケートボードなどを禁止し、5万円以下の罰金を定める。