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政治
民主参院議員3人離党 亀井亜紀子氏と新会派「みどりの党」
2012.7.17 23:12
民主党の舟山康江(山形選挙区)、行田邦子(埼玉選挙区)、谷岡郁子(愛知選挙区)の参院議員3人は17日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働を決めた野田政権に反発し、輿石東幹事長に離党届を提出した。輿石氏は受理する方針だ。
3人はその後、記者会見し、先に国民新党を離党した無所属の亀井亜紀子参院議員(島根選挙区)と4人で新会派「みどりの風」を結成すると発表。主要政策に「原発ゼロ社会」の実現を挙げた。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)と社会保障・税一体改革にも反対する。
3人の離党で参院会派「民主党・新緑風会」は88人となる。さらに3人が離党すれば、第2会派「自民党・たちあがれ日本・無所属の会」の86人を下回り、第1会派から転落する。
輿石氏は17日の記者会見で「消費税の問題は国論を二分し、反対する人の方が多い実態を踏まえなければならない。原発再稼働の問題も同じことがいえる」と述べ、慎重に対応すべきだとの考えを示した。
一方、民主党は17日の常任幹事会で、離党届を提出して新党「国民の生活が第一」(小沢一郎代表)に参加した加藤学衆院議員の除籍処分を決定した。
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