［スポーツ］【東京マラソン】新理事長に桜井氏　チャリティランナーは２２１５人（2012.12.25 16:23）

　東京マラソン財団は２５日、都庁で開いた理事会で桜井孝次氏（７６）を新理事長に決めた。６月の臨時理事会で人選できず空席だった。桜井氏は「経験を生かし、魅力ある大会にできるよう努力したい」とした。帖佐寛章前理事長は名誉顧問とする案も承認した。

　桜井氏は男子三段跳びで、１９５６年メルボルンから６４年東京まで五輪に３大会連続で出場している。２０００～０７年までは日本陸連専務理事を務め、０７年に始まった東京マラソンの創設、運営に関わってきた。

　また、１０万円以上の寄付をした希望者が先着３千人出場できる「チャリティーランナー」が、最終的に２２１５人となったことも報告された。寄付金は２５日午前までに約２億２４１０万円が集まった。寄付は来年３月末まで受け付ける。