著者所属:産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門 産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門 産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門 産業技術総合研究所エレクトロニクス研究部門
2003 年 58 巻 1 号 p. 38-42
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磁性金属多層膜や磁気トンネル接合の巨大な磁気抵抗効果などスピン偏極した伝導電子が引き起こす現象の発見により,固体中の電子の電荷とスピンの両方を利用した新しい分野であるスピントロニクスが急速な発展を見せている.本稿ではスピントロニクスの中心課題であるトンネル磁気抵抗効果(TMR効果)について解説し,スピン偏極共鳴トンネル効果に関する著者らの最近の研究を紹介する.
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