氏名 | 中澤 英彦 (NAKAZAWA, Hidehiko) |
|
---|---|---|
所属 | 大学院総合国際学研究院・言語文化部門 | |
職名 | 教授 | |
生年月 | ||
HP | HPはこちら | |
nakazawa@ | ||
専門 | ロシア語学,ウクライナ語学,言語学 | |
自己紹介 | ヒト科ヒト属の楽天的な人。
生活-下手の横好きを地で行く。なんにでも興味もち、人生をギクシャク生きています。失敗体験が豊富なのはその帰結です。昔、最もなりたくない職業が文法の教師、いまは文法・語学を専門としています。もっとも昔からことばには人一倍興味がありました。
関心の対象-ヒトが人になる過程、ヒトと人の差に興味があります。とくにことばそのもの、ことばと文化、社会に関係するものにはなんであれ、興味があります。より、具体的には、アスペクト・体、カテゴリー、移動動詞、態、言語政策、ソビエトの言語政策、ロシア語・ウクライナ語の動向、ロシア語教授法、翻訳、日本語・英語・ロシア語の対照の問題を核にロシア語、ウクライナ語の研究を行っています。効率よく、また従来とは異なる視点で研究できないか、いま情報機器を用いる研究方法に関心を持っています。 |
|
最終学歴 | 1973年3月 東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒 1975年3月 東京外国語大学大学院外国語学研究科スラブ系言語専攻修士課程修了 1988年10月~1989年7月 モスクワ大学ほかで在外研究 |
|
取得学位 | 文学修士(東京外国語大学)1975年 | |
現在の教育活動 | 学部 ロシア・東欧課程 ロシア語専攻 言語・情報コース 大学院(博士前期) 言語文化専攻 大学院(博士後期) 言語文化専攻 |
|
最近5年間の研究 | 1.外国語教育における体系-日本とイギリスのロシア語教科書の比較-『言語情報学研究報告』№1(2004)
21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」東京外国語大学(TUFS)大学院地域文化研究科pp.149-166 2.「ロシア語における活動体・不活動体のカテゴリーをめぐって」1999年3月『言語研究』第9号 pp.1-9 東京外国語大学 3.「ウクライナ語の現状とノルマ」岡田幸彦氏との共同論文。岡田幸彦執筆部分(p57の上から5-9行、 p59の下から4行目からp60の2行目まで)以外を中澤英彦執筆。1999年『ポストソヴィエト期の社会と文化変容について-スラブ、とくにウクライナ、ベラルーシ地域における-』1998年度財団法人サントリー文化財団「人文科学、社会科学に関する研究助成」研究報告代表:中澤英彦 pp53-70 4.「戦間期のウクライナにおける言語政策」 pp.73-88(p16)2001年 3月平成10年度~平成12年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書 課題番号10490014 研究課題『両大戦間期ロシアの政治と文化の歴史的考察』 5.「現代ウクライナ語における-но, -то型無人称文について」2002年3月28日『オスノーヴァ』01号 pp.31-44 ウクライナ言語・文化研究会 6.「キーウにおけるウクライナ語の現状とノルマ」2003年3月28日『オスノーヴァ』02号 pp.37-71 ウクライナ言語・文化研究会 |
|
所属学会 | 日本ロシヤ文学会 日本言語学会 ウクライナ研究会 ロシヤ語研究会「木二会」 ウクライナ言語・文化研究会 |
|
主要研究業績 | 「ロシア語における活動体・不活動体のカテゴリーをめぐって」
、『言語研究』(第10号)、pp.1-12、1999年 「ウクライナ語の現状とノルマ」。論文中、岡田幸彦執筆部分(p57の上から5-9行、 p59の下から4行目からp60の2行目まで)以外を中澤英彦執筆、『ポストソヴィエト期の社会と文化変容についてースラブ、とくにウクライナ、ベラルーシ地域におけるー』(1998年度財団法人サントリー文化財団「人文科学,社会科学に関する研究助成」研究報告 代表: 中澤英彦)、 pp.53-70、1999年 「現代ウクライナ語における-у/-ю語尾について」、『語学研究所論集』(第2号)東京外国語語学研究所、pp.75-83、1997年 「文の普遍性と普遍人称文」 、『言語研究』(第7号)、pp.133-142、1997年 「男性生格形のバリアント」、『ロシア語研究』(第8号)、pp.5-20、1995年 「受動的意味の-ся動詞と活動体名詞」『ロシア語研究』No.4 pp.90-107 18p 1991年10月1日 「ロシア語・民族語の二言語使用について」『ロシア語研究』No.2 pp.102-112 p11 1989年10月1日 「完了体のいわゆる例示的意味によせて(1)」『ロシア語研究』No.1 pp.73-86 p14 1988年10月1日 「言語・言語学・言語(外国語)教育-ロシア語教育における教材・教授法をめぐって」東京外国語大学視聴覚教育センター発行『Avec Annual Report』1987No.3 pp.13-29 1988年3月31日 「『運動』の動詞の用法と冗長性」『ロシヤ語ロシヤ文学研究』No.17 pp.60-72 1985年9月 『実践ロシア語』(1課-6課、監修担当)外務省 2000年9月 『はじめて学ぶロシア語』(株)語研 1994年7月 『はじめてのロシア語』講談社現代新書1054 講談社 1991年 『21世紀のロシア語』(共著1課-6課、23課、24課監修担当)外務省 2001年4月 『外交官のためのロシア語』(共著1課-6課、監修担当)外務省 2000年4月 『世界の言語』(共著ロシア語部分執筆) 三省堂 1998年4月 平成5年度公開講座 東京外国語大学 『情報総覧 現代のロシア』(共著ロシア語篇担当執筆)大空社 1998年2月 『現代ウクライナ語語彙集』1997年度(他の著者 古関博英、栗原威信、尾子洋一郎、岡田幸彦、奧野陽子、田畑典子、土谷志保、柳沢秀一)。編集・監修担当およびпの項目、pp.71-89、pp.147-152、凡例を執筆(改訂版2001年3月は中澤英彦が担当)。京外国語学教育研究協議会 1997年3月 『ロシア語―外語大生のための』(監修、文法解説および練習問題) 1995年11月 『リーダーズプラス』(ロシアの固有名詞を中心に執筆)研究社 1994年6月 『研究社露和辞典』(固有名詞を中心に執筆)研究社 1988年9月 『英語擬音語辞典』(ロシア語の擬音執筆)研究 1985年4月 『世界の言語テキスト』(ロシア語部分執筆)昭和55年度公開講座 東京外国語大学 1980年5月 監修および執筆(pp.44-45のロシア)『世界の文字と言葉入門 ロシアの文字と言葉』(著者今西智子)小峰書店 2005年4月6日 『プログレッシブ単語帳 日本語から引く 知っておきたいロシア語』中澤英彦編著(執筆部分pp.8-16、pp.132-159、pp.372-378、そのほかコラム21箇所) B.コニャーヒン校閲 小学館 2005年6月 中澤英彦・臼山利信編訳『世界のロシア語 上』 ロシア連邦外務省 筑波大学外国語センター・東京外国語大学語学研究所(国連、フィンランド、ウクライナ,スロヴァキア、エストニア部分を翻訳) 2006年3月 研究成果の社会還元 NHKラジオロシア語講座応用編テキストの翻訳、解説 1981年~1985年(10月~3月、1986年3月まで) NHKラジオロシア語講座テキストの翻訳、解説および「やさしい読み物」執筆 1983年~1986年(4月~3月) NHKラジオロシア語講座応用編本文テキストの執筆1985年4月~1985年7月 NHKラジオロシア語講座応用編担当およびテキスト執筆 1986年 7月~1986年9月 NHKラジオロシア語講座入門編担当およびテキスト執筆 1987年 4月~1987年9月 NHKラジオロシア語講座入門編担当 1988年10月~1989年3月 NHKラジオロシア語講座入門編担当およびテキスト執筆 1991年 4月~1991年9月 NHKラジオロシア語講座入門編担当 1992年10月~1993年3月 NHKラジオロシア語講座入門編担当およびテキスト執筆 1993年 4月~1993年9月 NHKラジオロシア語講座入門編担当 1994年10月~1995年3月 翻訳、学会発表など 省略 |
|
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究経費 | 平成10年度財団法人サントリー文化財団「人文科学,社会科学に関する研究助成」『ポストソヴィエト期の社会と文化変容について-スラブ、とくにウクライナ、ベラルーシ地域における-』(
代表: 中澤英彦) 平成10年度~平成12年度 科学研究費補助金(基盤研究(B)(2)) 研究成果報告書 課題番号10490014 研究課題『両大戦間期ロシアの政治と文化の歴史的考察』 平成15年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(1))「ネイションとステートの形成プロセスにおけるウクライナ・アイデンティティーの確立 平成17年度~19年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(一般))「日露新時代の社会的・言語的現状に対応したロシア語教育文法構築に関する研究」 |
last updated on 2009/11/26