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'13/8/12

廿日市駅南のロータリー完成




 廿日市市東部の玄関口となるJR廿日市駅周辺の再開発で、広電廿日市駅南側の市道やロータリーが完成し、今月から供用を始めた。駐輪場の台数が増え、秋にはコミュニティーバスのバス停を設置する。

 市道は延長178メートル、幅6メートルで、JR廿日市駅と国道2号をつなぐ駅通り商店街の県道と、広島県が整備中の道路をつなぐ。広電宮島線沿いに幅3メートルの歩道も設ける。ロータリー周辺には公衆トイレやベンチ2基などを備える。約500平方メートルのロータリーも含めた総事業費は約5億円。市が2008年度から整備を進めていた。

 ロータリーには、廿日市地域で運行するコミュニティーバス「廿日市さくらバス」のバス停を秋にも設置する。鉄骨平屋約25平方メートルの待合所も近く利用開始を予定しており、外壁や内装に市内産のスギを用いた。整備に伴い、駅南側にあった約180台分の駐輪場は、市が線路の南北3カ所に移設し、約40台増の計219台分とした。無料で利用できる。

 一帯は、市がJR駅北側の区画整理事業で16・2ヘクタールを造成中。南口駅前広場とをつなぐ自由通路を16年3月末までに完成する計画。市施設整備課は「より便利になり、にぎわいづくりにつながるよう、整備を続ける」としている。

【写真説明】広電廿日市駅南側にできたロータリーと市道(奥)




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