首都圏から立山・室堂に直通バス 前泊なしで立山に

平子義紀
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 北アルプス立山連峰の登山口となる室堂と首都圏をダイレクトに結ぶ高速バスの運行が14日にスタートする。多くの立山登山に必要だった前泊が不要となり、午前7時に標高2450メートル地点に到着することで登山や観光が便利になる。「首都圏から乗り換えなしで来られるのが魅力」と担当者はアピールしており、今年が初の運行となる。

 室堂は立山黒部アルペンルートの最高地点。3千メートル級の山々が連なる立山連峰への登山口というだけでなく、周囲に広がる山々の大パノラマや様々な高山植物が楽しめる風光明媚(めいび)な観光地でもある。

 富山地方鉄道、東急トランセ、西武観光バス3社による共同運行。首都圏からは東京駅南口(午後8時40分発)、渋谷駅フクラス9番(午後9時15分発)、新宿・東急歌舞伎町タワー(午後10時発)、池袋駅東口(午後10時半発)と主要駅のバス停から出発し、翌朝午前7時に室堂に到着する。帰路は正午に室堂を出発し、午後8時15分以降に池袋から主要駅のバス停に到着していく。

 首都圏からは8月30日まで。帰路は8月31日まで。

 予約は発車オーライネット(https://secure.j-bus.co.jp/hon別ウインドウで開きます)。運賃は首都圏から室堂が1万7千~1万9千円で一部早割あり。帰路は1万2千~1万3千円。空席があれば片道2万円の車内現金支払いで乗車できる。

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