japan canada(C)Getty Images

日本代表、カナダに4発快勝!直近5試合連続4ゴール以上&計22得点と攻撃陣が大爆発

MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2023がデンカビッグスワンスタジアム(新潟)で行われ、日本代表はカナダ代表と対戦した。

9月の活動ではドイツ代表(4-1)とトルコ代表(4-2)を破り、世界中の注目を集めた日本代表。そして10月の代表ウィーク最初の試合で、昨年のワールドカップにも出場したカナダと激突した。森保一監督はこの一戦で、ワールドカップ以来の招集復帰となった南野拓実を先発で起用。さらにキャプテンの遠藤航や伊東純也の他、左サイドには中村敬斗が入っている。そしてDFラインには冨安健洋、中山雄太、町田浩樹、毎熊晟矢が並んだ。

日本ボールで始まった一戦は開始50秒、右のスペースに抜け出した南野がチャンスを作ると、その後もクリアボールを拾って分厚い攻撃を仕掛ける。すると2分、ボックス外から田中碧が右足を振り抜くと、相手に当たったボールがネットに吸い込まれた。開始直後にいきなり大きな先制点を手にしている。

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勢いに乗る日本は7分に伊東がチャンスを迎えたが、その後はカナダにポゼッションを許す時間が続く。そして19分、ボックス内のスペースに飛び出したデイヴィスとGK大迫敬介が交錯。主審は当初ファールなしと判定したが、VARオンフィールドレビューの結果、カナダにPKが与えられた。

しかし、デイヴィッドのキックをGK大迫が完璧にストップ。日本は大ピンチを凌いだ。

守護神のファインセーブで勢いを取り戻した日本は26分、伊東のクロスに飛び込んだ中村が頭で合わせる。直後には南野がボックス手前でファールを獲得すると、中村がバー直撃のシュートを放った。39分には浅野拓磨のパスを受けた南野がチャンスを迎えるなど、良い形を作っていく。そして40分、待望の追加点が生まれる。左に流れた浅野がラストパスを送ると、デイヴィスのクリアがGKに当たってそのままゴールイン。さらにその直後には、浅野のハイプレスから最後は中村がシュートを叩き込み、前半を3点リードして折り返す。

後半頭から冨安に代えて谷口彰悟を投入した日本は、48分にダメ押しとなる4点目。ボックス内に飛び出した南野が折り返すと、伊東が胸トラップからDFが出した足の上を通す巧みなラストパス。これを田中が強烈なボレーで叩き込んでいる。

4点をリードする日本だが、56分にアクシデント。ジョンストンのタックルを受けた中村が負傷し、担架でピッチを後に。旗手怜央と交代している。また遠藤に代え、伊藤敦樹も投入された。一方のカナダも同じタイミングで3選手を交代した。さらに田中と浅野に代えて川辺駿と古橋亨梧もピッチに入っている。

日本はその後ややテンポを落とし、カナダにボックス内に侵入される場面が増える。すると89分、左のデイヴィスが送ったクロスをGK大迫敬介が弾いたが、ホイレットに押し込まれて失点を許した。それでも試合はこのまま終了し、4-1でカナダに快勝している。

これで日本は、エルサルバドル戦(6-0)、ペルー戦(4-1)、ドイツ戦(4-1)、トルコ戦(4-2)に続き、5試合連続で4ゴール以上をマーク。直近の5試合で22得点(5失点)と攻撃陣が躍動し、ゴールを量産している。

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