仙谷元官房長官が引退へ 前回落選、「世代交代を」


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民主党の仙谷由人元官房長官

 民主党の仙谷由人元官房長官(68)が次期衆院選に出馬せず、政界を引退する意向を固めたことが18日、同党徳島県連関係者への取材で分かった。仙谷氏は前回衆院選の徳島1区で落選後も政治活動を続けてきたが、県連幹部らに「世代交代をしなくてはいけない」と引退を伝えた。
 徳島県の小選挙区数は「1票の格差」を是正する0増5減で3から2に減少。県連は旧1区の仙谷氏と旧3区の仁木博文元衆院議員(48)のいずれかを新1区の候補者にすることで調整していたが、仙谷氏は今月15日、仁木氏に出馬するよう直接促した。
(共同通信)