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<新潟日報>支社報道部長がツイッターで弁護士に暴言、謝罪

毎日新聞 11月24日(火)20時25分配信

 ◇暴言書き込み理由「酒を飲み、職場のストレスから」と説明

 新潟県の地方紙、新潟日報社上越支社の50代の男性報道部長が、インターネットの短文投稿サイト「ツイッター」上でハンドルネーム(ネット上の別名)を使い、新潟県弁護士会の高島章弁護士に「うるせーな、ハゲ! はよ弁護士やめろ」などと暴言を繰り返したことが分かった。報道部長は24日、高島弁護士に直接謝罪した。

 高島弁護士は新潟水俣病3次訴訟弁護団長を務め、人権問題などについて幅広く発言している。高島弁護士によると、20日、ツイッターで「まるでネトウヨの高島弁護士」などと複数の中傷が投稿された。その後、投稿主が報道部長ではないかとの指摘がネット上であり、23日に新潟日報社に連絡。報道部長本人から電話があり、投稿を認めたという。

 報道部長は24日、高島弁護士の事務所を訪れ、酒を飲んでいたことや職場のストレスから暴言を書き込んだと説明し、謝罪したという。高島弁護士は毎日新聞の取材に「許される限度を超えている。匿名での書き込みはたがが外れるので怖い」と話した。新潟日報社経営管理本部は「過去の投稿も含めて調査している。対処すべきことがあれば適切に対応する」としている。【真野敏幸】

最終更新:11月24日(火)21時44分

毎日新聞