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東北道・白石中央スマートIC 25年度利用開始へ

連結許可書を掲げる山田市長(左)と中尾所長

 国土交通省は、宮城県白石市の東北自動車道への白石中央スマートインターチェンジ(IC、仮称)の新設に伴い、市道2路線を連結する許可書を同市に伝達した。2025年度ごろの利用開始を目指す。
 白石中央スマートICは本線直結型で、同市大平中目の国道4号近くに整備される。首都圏から市中心部や工業団地へのアクセスが向上し、物流の効率化や企業誘致の促進、観光の活性化が期待される。市は周辺に新たな工業団地の造成を進め、道の駅やパークゴルフ場の整備も検討する。
 連結許可は16日付。市役所で20日に伝達式があり、仙台河川国道事務所の中尾吉宏所長は「スマートICの利活用を促し、効果を大きなものにしていくために関係者と連携して取り組みたい」とあいさつした。
 許可書を受け取った山田裕一市長は「市発展の大きな起爆剤にしたい。広域防災の観点からも大きな役割を果たす」と述べた。
 村井嘉浩知事は「県南地域の発展に極めて重要な施設となる。事業主体の市や関係機関と連携し、早期完成に向けて支援していく」とのコメントを出した。


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2020年11月24日火曜日


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