日本高校野球連盟(脇村春夫会長)は22日、大阪市で審議委員会を開き、育英(兵庫=軟式)、深川(東京)、深川東商(北海道)の3校に対する有期の対外試合禁止処分を、日本学生野球協会審査室に上申することを決めた。報告によると、育英は部内で暴力行為があった。深川は部員が自転車を盗み、深川東商は部員が盗んだ自動車を無免許で運転し、自損事故を起こした。
また、マイクロバスを無免許で運転した中部農林(沖縄)の監督ら5校の指導者に対する有期の謹慎処分も、上申することになった。鷹巣農林(秋田)の部長と尾山台(石川)の監督、尾道(広島)の部長、監督、コーチ2人は部員へ暴力を振るった。山田(愛知)の監督は痴漢の現行犯で逮捕された。
東北(宮城)の部員が写真週刊誌に喫煙を疑われる写真が掲載された問題があり、同校に対しては、脇村会長名での厳重注意処分となった。本人が以前に1、2度喫煙した事実を認めた上で、謝罪と反省をしたと宮城県高野連から報告があった。部内の暴力行為が判明した鳥取城北に対しては、同校から更なる調査が必要という申し出があったため、継続審議になった。
(09/22 20:01)
|