【12月3日 AFP】女子テニス協会(WTA)は2日、ツアーカテゴリーの名称変更を発表。男子プロテニス協会(ATP)のツアーと足並みをそろえる形となった。

 四大大会(グランドスラム)に次ぐカテゴリー最上位のプレミア・マンダトリー(Premier Mandatory)、そしてプレミア5(Premier 5)は、男子のマスターズ1000(ATP Masters 1000)に倣い、2021年からWTA 1000に統合される。

 プレミア(Premier)はWTA 500となり、以下WTAインターナショナルトーナメント(WTA International tournaments)はWTA 250に、125Kシリーズ(125K Series)はWTA 125に変更される。

 WTAは「プロテニスの一貫性と整合性を創出するためATPと協力した」と発表している。

 男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は今年4月にテニス7団体の統合を提案。テニス界はATPとWTAに加え、国際統括団体の国際テニス連盟(ITF)、そしてグランドスラム4大会それぞれが運営する組織を有している。(c)AFP