甘利明行政改革担当相は24日の閣議後の記者会見で、与謝野馨財務・金融・経済財政相の3閣僚兼務について「いずれ解かないといけない。そのときはミニ改造が行われる。その規模を大胆にするのは1つの選択肢だ」と述べた。理由に関しては「ある種のミニリセットになる。人心一新していろんな人材を配して、もう一度国民の目線が注視されることにつながる」などと指摘した。

　現職の閣僚が改造の時期や規模に言及するのは異例。河村建夫官房長官は記者会見で「（与謝野氏の兼務は）一時緊急避難的なものであるとの考え方はみんな持っている。しかし、それ以上のことは首相がどのように判断するかということに尽きる」と強調した。(14:12)