経済・IT全日空系LCC 使用機材はエアバスA320-200 10機体制で運用2011.2.14 19:46

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全日空系LCC 使用機材はエアバスA320-200 10機体制で運用

2011.2.14 19:46

 全日本空輸と香港の投資ファンドなどが出資して設立した日本初の本格的な格安航空会社(LCC)、「A&Fアビエーション」の井上慎一社長は14日、大阪府泉佐野市の関西国際空港で会見し、使用する機材をエアバス「A320-200」型機とすると発表した。同日、米航空機リース大手のゼネラル・エレクトリック・キャピタル・アビエーション・サービスと10機のリース契約した。

 A&Fは関空を拠点に、平成23年度下期に国内線と国際線の運航を始める。今秋に最初の機材が納入され、2年かけて10機まで増やす。同機は世界の航空会社で4500機、このうちLCCには千機が納入されている。

 座席数は大手航空会社よりも20席多い180席とする。空港の駐機時間を少なくして運航頻度を高めるとともに、客室乗務員が搭乗の案内も行ったり、機内サービスを有料化したりして1人当たりの人件費を圧縮。大手航空会社の運航コストの半分程度を目指す。

 井上社長は関空を拠点としたことについて、「24時間運用可能で発着枠にも余裕がある。さらに首都圏よりもアジアに1時間近い」と、関空の優位性を評価。国際線では関空から4時間以内で行ける中国や韓国、台湾への就航、国内線では首都圏などを想定している。

 一方、関空会社の福島伸一社長は同日、「A&Fと緊密に連携し、必要なターミナルなど拠点空港としての準備を進めていく」とのコメントを出した。 

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