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改竄放置の検事、異動へ 対応一任、公判部長も 大阪地検

2010.11.4 07:16

 大阪地検特捜部の押収資料改竄・犯人隠避事件で、法務・検察当局は、元主任検事、前田恒彦被告(43)=証拠隠滅罪で起訴=から改竄を告げられながら半年間放置し、懲戒処分(減給)を受けた刑事部の国井弘樹検事を近く、法務総合研究所に異動させる人事を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。

 改竄の可能性の報告を受けながら特捜部に対応を一任した谷岡賀美公判部長と、取り調べのあり方が問題となった、障害者団体向け郵便制度悪用事件を担当した当時の特捜部副部長の田中素子名古屋地検特捜部長も異動させる。

 関係者によると、国井検事は昨年5月、厚生労働省文書偽造事件の捜査に刑事部から参加、厚労省元係長、上村勉被告(41)=公判中=の取り調べを担当。厚労省の元局長、村木厚子さん(54)=無罪確定=が同7月に起訴された後、前田被告から上村被告のフロッピーディスクのデータを改竄したことを告げられたが、放置した。村木さんの初公判直後の今年1月末になって、ほかの同僚や上司に報告した。

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