発行日 : 2011年02月02日

ウェザーニューズと千葉市が推進する「ちば減災プロジェクト」がスタート

~ 市民の自助・共助活動を支援し、気象被害を少しでも減らす産・官共同の試み ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、千葉市(市長:熊谷俊人)と共に、個人や地域のコミュニティーでの減災意識を高め、気象災害による被害を少しでも軽減するため、千葉市民の自助・共助活動を支援する「ちば減災プロジェクト」を本日より開始します。「ちば減災プロジェクト」は市内で観測された情報や、市民から送られてくる災害リポートを専用の携帯サイト、インターネットサイトでリアルタイムに反映し、市民自らが自分に必要な減災情報をいつでも入手出来る千葉市民向けに特化した減災情報共有サイトです。この取り組みは、これまで千葉市が行って来た減災への活動に加え、"参加型"に強い当社がコラボレーションした"新しい減災"の取り組みで、市民自らが参加し情報を共有し合うことにより、これまで把握することが難しかった、大雨や暴風などのシビアな気象時に自宅にどのような影響があるかや、通勤、通学の際に使用する身近な道路の影響など、個人の生活レベルでの被害状況の把握が可能となり、きめ細かい情報を市民へ発信することが可能となります。「ちば減災プロジェクト」内のコンテンツは、全て無料で利用、閲覧することが出来ます。


ちば減災プロジェクト
携帯サイト
URL:http://wni.jp/
インターネットサイト
URL:http://weathernews.jp/gensai_chiba/

みんなの"減災カード"

『ちば減災プロジェクトサイト』

「ちば減災プロジェクト」では、市民からの送られてくる気象災害に関する被害情報を随時募集しています。「自転車倒れるほどの風が吹いています」や「雨で危険な水溜まりが出来ています」など、気象が原因で起きた身近な現象や被害であれば、"減災カード"として送ることができます。これらのリポート情報は千葉市内の貴重な被害データとして蓄積され、発生時の気象条件との関係を記録し、「ちば減災プロジェクト」マップ内で公開します。マップは拡大、縮小、移動が自由に操作でき、リポートがどの場所から送られてきたかを一目で把握することができます。減災カード"は携帯電話利用者、インターネット利用者であれば誰でも参加することが可能で、送られた"減災カード"は"過去のリポート閲覧"でいつでも確認することができます。


自分の地域専用の減災情報が入手できる"減災メール"

『減災メール』

"減災メール"は、過去にあった被害と同じ被害を出さないために、過去に災害が起きた時と同じような気象条件になった場合、またはその可能性がある場合に、予め登録されたメールアドレス(携帯メール、PCメール両方可)へ送信するプッシュ機能サービスです。登録は過去の気象災害の発生状況を加味した当社独自のエリア区分ごとに登録ができ、エリア選択は地図上から任意で選べることが出来る他、住所から登録することもできます。


ウェザーニューズでは、今後、全国の自治体へ参加を呼びかけ、市民一人ひとりの減災意識を高め、自らが主体的に情報を収得し、減災活動に役立てる『自助』及び、地域やコミュニティー内でおこなわれる『共助』の活動の輪を今後も広げていきます。


株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に29の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。