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金曜日から

▼4月30日号で、主要5党代表者による憲法座談会を掲載したが、個人的には1党ごとに取材したいと思っていた。疑問点や「つっこみどころ」は党ごとに違うので、その部分についてじっくり聞きたかったからだ。

 参院選が終われば、国政選挙はしばらくないから、その間に改憲論議が進んでしまう。その意味で、この選挙の本当の争点は憲法とも言える。ということで、憲法にしぼって「改憲」「論憲」「加憲」を掲げる3党の議員に話を聞くことにした。今週から3週連続で掲載し、最後は「護憲」の党のあの方も登場するので、お楽しみに。

「つっこみ役」を引き受けてくださった高橋哲哉氏と、ほぼ1日かけて議員会館内をまわり、3党目との対談が終わるころには、かなり悲観的になっていた。「変える」ことが前提の人たちとの議論は難しい。でも、こちらがあきらめたらおしまい、という気持ちが強くなったのも確か。

 涼しい議員会館の外、炎天下に「有事法制反対」を叫んでいた人たちを見習って、今後も目を光らせ続けようと思う。(宮本有紀)

▼「貴方が利用された有料サイトの利用料金が滞納になっています……」。架空請求のハガキが先週末に来た。最後には、“今取り沙汰されている詐欺ではありません”と、ご丁寧な注がついている。

 今月の初旬に、ある会社からハガキが来た。管理している名簿の情報約62万人分が、漏洩したという。そのまま放置していたのだが、このところ、電話の勧誘が多くなり、架空請求のハガキも来たので、会社へ電話をしてみた。

 架空請求について、直接電話がかかってきて暴力的な応対をされるといやなので、弁護士の名前を教えてくれと言っても、取り合わない。拒否してくれとしか言わない。顧客の迷惑についての保障をどう考えているのかと訊いても、ヤフーBBのような金銭的な事は考えていない、というだけである。

 会社の監督官庁の担当部署に尋ねたところ、原因が究明できていないのに、漏洩した会社も被害者だという。個人情報の取扱いについて認識が低すぎる。被害者の苦痛を理解して貰いたい。(樋口惠)

▼まだ在任半年もたっていないのが信じられない(?)北村新編集長だが、就任まもない頃、個々の社員に、「どんな雑誌にしたいか?」という質問があって、私は、「誌名の由来でもある『土曜日』のポジション」と答えた。

『土曜日』は、創刊時に本誌編集委員だった故久野収さんが、中井正一らと戦時中に発行した週刊誌。メディアの翼賛化と規制が強まる時代に、軍国主義の「防波堤」としてゲリラ的に出され続けた『土曜日』だが、今、『週刊金曜日』が果たさざるを得ないポジションは、創刊当時以上に共通している、と思うから。ただ、手売りで1万部近く出た『土曜日』が範とした、もう一つの誌名の由来、フランス人民戦線の雑誌『ヴァンドルディ』は10万部を発行したとのこと。最終的にはやはりこちらをめざしたい。というわけで、未読者のための「お試し購読」(下欄参照)もぜひご活用・ご紹介ください。

 なお、先日読者から誌名の由来がHPにないとの指摘があり、やっと載せました。覗いてみてください。(山村清二)

▼今週号で佐高信さんがインタビューしている総会屋、芳賀龍臥さん。不謹慎と思われるかもしれないが、非常に会うのが楽しみな人だった。事前にコワモテぶりの噂を聞いていたし、松坂屋利益供与事件当時に撮影された写真も見ていた。同行する大柄な刑事2人を両脇にまるで従えているように見せる、人を呑み込むような眼をした着物姿の小柄な男性の写真には、「水戸黄門」という絶妙なキャプションがついていた。病室では、暴力的なオウラを発する輩が、ガンを飛ばしてくるに違いないとヒヤヒヤして現地に向かった。

 ベッドの上には、自分だけが持つ善悪のルールを通用させてきたらしい“1匹”の人物がいた。女性に財産をすべて渡してしまったと臥せる姿は、喧嘩人生の喜怒哀楽を物語っていた。会わなければ、とても抱かなかった印象だ。

 ところで、7月11日は参議院議員選挙。有権者は投票に行こう。投票率が低いと、組織票を持つ政党が勝手なルールを日本中に押しつける結果を招く。不在者投票は6月25日からだ。 (平井康嗣)

































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