青森放送は2016年10月18日、総務省東北総合通信局からFM補完中継局(青森地区補完局)の予備免許を交付されました。
RABラジオは、災害が発生した際に、県民の皆さんに確実に情報を届けるため、難聴地区をなくそうと、国の補助金を得ながらFM補完中継局「ワイドFM」の整備を進めています。
「ワイドFM」化すると、これまでのAMに加えてFMでも番組を放送することになり、同じ番組をAMとFMの2つの電波で放送します。
青森地区補完局は2017年秋の開局をめざしており、八戸地区もワイドFM化の準備を進めています。
Q. | ワイドFM(FM補完中継局)とは何ですか? |
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A. | FM補完中継局とは、AM放送局の放送区域においてFM放送用の周波数を用いて、中波放送の補完的な放送を行う中継局のことです。海外のラジオ局との混信対策や災害対策のほか、FM波はAM波と比べてビルやマンションの中まで届きやすい一方で、電気機器から発生する電気ノイズの影響を受けにくいため、これまでAMラジオ放送を受信できなかった室内でも、受信しやすくなります。 |
Q. | ワイドFMでは何を放送するのですか? |
A. | 現在AMラジオ放送のRABラジオで放送している番組・CMを、同時に同じ内容で放送します。 |
Q. | FM補完放送を聴くことが出来るエリアは? |
A. | RABラジオのFM補完放送は、五所川原市前田野目の送信所から91.7MHz、1kWで送出され、青森地区・弘前地区を中心にカバーします。ただし、エリア内であっても地形やビル陰等により電波が遮られるなど、聴取できない場合があります。 ※今後準備が整い次第、八戸地区にもエリアを拡大していく予定です。 |
Q. | ワイドFMは今あるラジオで聴くことができるのですか? |
A. | ワイドFMは、これまでのFM放送の90 MHzから上の周波数で放送しますので、お聞きになるためには90 MHz以上の周波数を受信できるFMラジオやステレオコンポが必要になります。(90メガヘルツまでしか受信できないFMラジオでは聴くことはできませんが、国内主要メーカーからワイドFMに対応しているラジオは発売されています。) |
Q. | FMの放送が始まるとAM放送をやめるのですか? |
A. | ワイドFMは、あくまで『補完中継局』であり、AM放送についてはこれまでどおり放送いたします。 |