総合
宿泊機能備え再出発 - 「温泉らんど」リニューアル/係争続く奈良・道の駅針テラス
名阪国道の針インター(奈良市針町)にある道の駅「針テラス」(総面積約6・3ヘクタール)内の「はり温泉らんど」がリニューアルされ、宿泊機能を備えた温泉施設として1日、再オープンした。新型コロナウイルスの影響で温泉利用は当面、宿泊客限定となる。針テラスは土地や建物など大半が市の所有だが、一部施設について管理運営委託業者と市の間で所有権の移転などをめぐる係争が続いている。梅森義弘・市観光経済部長は「新しい形で温泉施設もリニューアル・オープンした。問題を早期解決し、1日も早い針テラス全体の利活用に向け、新しい事業者を公募したい」という。
針テラスは旧都祁村(平成14年に奈良市と合併)が開発。温泉施設は、その南東部分(敷地約1ヘクタール)にあり、プールやトレーニング室を備えた「都祁温泉フィットネスバード」として平成9年にオープンした。ただ近隣の温泉施設との競合などで苦戦。施設の老朽化や利用減が続き、21年度の市の事業仕分けで「不要」の判定を受けた。…
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