――さすが、オタ話となると止まらないですね（笑）。実際の男子には、興味はありませんでした？

「なかったですね。中学生のころ、同級生から告白されたけど、なんかいいやって。私、興味ないし（笑）。もうオタクだっていうのを公言してたし、学校でも薄い本（※同人誌）とか読んでたので」

――３次元には興味がないと（笑）。では、そういうアニメとか同人誌を読んでエッチな気持ちになったり……。

「それもないですね。単純に、このキャラの組み合わせでこのストーリー……いいわーって思うぐらいで（笑）」

――コスプレとかは？

「それは一度試してみようと思って、コスチュームを買ったんですよ。でも、一回着てみて、自分は見る専門だなって気づいたんです。私は着る側じゃないって思いました。もう2次元も声優さんも見てるだけがいいですね。『遠巻き』がブームですよ」

――では男性とつき合ったりすることはなかったんですね。

「なんか、友達伝いで『あの男の子とつき合ってあげて』っていわれて、あー、別にいいけどってことはありましたけど」

――ぜんぜん知らない世界だったんですね。AVがどういうものなのか。

「知らなかったです。SEXをしたいとも思ってなかったし、そういうDVDを買った人は見て楽しいのかなって思ってた。そんなですから、『AVで処女喪失してどう思います？』って聞かれるんですけども、特に感想もないんですよ」

――キスも初めてだったんですよね？　なんか見るのと、ヤルのと、違いはありませんでしたか？

「へー、こんなもんなんだっていうのはありましたね。唾液がこんな感じになるんだな、とか」

――初めて見るおちんちんはどうでしたか？

「それは……同人誌で見慣れてました（笑）」

――でもやっぱりナマは違うじゃないですか。

「確かに、触ってみたらあったかくて、あっ、この人、生きてると思いました。同人誌は、紙なので（笑）」

――挿入は？

「痛かったです。挿入前は、さすがに緊張しましたけど、終わってみたら大丈夫だなって。もちろん、気持ちいいという感覚もあって、あぁ、SEXってこうなんだとは思いました」

――子供は欲しい？

「いらない（笑）」

――1人で寂しいとかも全然ないですか？

「ないですね。猫を飼ってるんで、それで全然平気です」

――いや、見事な腐女子ですね！　そんな感じで、これからAV女優人生が始まるわけですが……。

「こういうキャラなので、それでもいいっていってくれる物好きな方がいるなら、頑張りたいとは思ってますね。飽きられたら、飽きられたで、それはかまわないですし。他にカワイイ女優さんが、たくさんいるじゃないですか（笑）」

――物好きな方はけっこういると思いますよ。

「そうなんですかね……。私も相当な物好きではあるので……なんとなく理解しあえるかもしれないです（笑）」