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  • アップルにiPad使用認める 富士通が商標譲渡

     【ニューヨーク共同】富士通が米電子機器大手アップルに先駆け、米国で「iPad(アイパッド)」の商標を使っていた問題で、富士通がアップルによる商標使用を認めていたことが26日分かった。米特許商標庁が同日までに公示した。

     富士通は「商標をめぐって両社で合意に達したが、詳しい内容は明らかにできない」としているが、公示によると、富士通側がアップルに使用権を譲渡した。

     アップルは1月、4月3日に発売する新型マルチメディア端末の名称をiPadとすることを発表した。しかし、富士通が2003年、米国で同じ商標の登録を申請、小売業者向けの電子携帯端末の名称として使用していたことが判明。両社が商標の使用をめぐって協議していた。

     アップルは携帯電話「iPhone」についても、日本のインターホン最大手アイホンから表記が紛らわしいとして協議を求められ、日本語表記を「アイフォーン」とすることで合意したことがある。

      【共同通信】