【6月5日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2016)は4日、男子ダブルス決勝が行われ、大会第15シードのフェリシアーノ・ロペス(Feliciano Lopez、スペイン)/マルク・ロペス(Marc Lopez、スペイン)組は、第5シードのボブ・ブライアン(Bob Bryan、米国)/マイク・ブライアン(Mike Bryan、米国)組に6-4、6-7、6-3で勝利し、四大大会(グランドスラム)初優勝を飾った。

 ペアを組んでグランドスラム2大会目の出場となるロペス組は、スペイン勢としては26年ぶりとなる男子ダブルスのタイトルを獲得した。一方、敗れたブライアン兄弟は、2014年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2014)以来となる通算17度目のグランドスラム制覇を逃している。

 同日に行われた女子シングルス決勝では、ガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza)がグランドスラム初制覇を果たしており、スペインテニス界にとって素晴しい一日になった。

 ジェイミー・マレー(Jamie Murray、英国)/ブルーノ・ソアレス(Bruno Soares、ブラジル)組が優勝した今年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2016)男子ダブルスで、ロペス組は2回戦敗退に終わっていた。(c)AFP