韓国の芸能事務所HYBEがスクーター・ブラウンの設立したイサカ・ホールディングスを買収することが現地時間4月2日(金)に発表された。HYBEはBTSが所属することで知られている。雑誌『バラエティ』オンライン版によるとHYBEは同社のアメリカ法人を通じてイサカ・ホールディングスの株式を100%取得した。買収金額は10億5,000万ドル(約1,160億円)。HYBEはスクーター・ブラウンが立ち上げたSBプロジェクト(SBP)および、SBPのクライアントであるジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、またスクーターが買収したレコードレーベル、ビッグ・マシーン・レコードも取得することになる。つまりBTSとジャスティンが同じマネジメントになるということ。
同サイトによると今回の買収に伴いHYBEは863,209の新株を発行。それをスクーター・ブラウンやSBPのアーティストたちに割り当てるという。細かい話になるがスクーター・ブラウンは 462,380株、ジャスティンとアリアナは53,557株を取得する。1株186ドルなので、ジャスティンとアリアナは約1,000万ドル(約11億円)の株式を手にすることになる。HYBEは声明で株式の配分によりアーティストたちの関係を強めたいと発表している。
ちなみにアリアナは2020年のグラミー賞のリハーサルでBTSに遭遇、彼らとの写真をSNSにアップしていた。SUGAがいないのが気になるところだけれど、アリアナは「彼らが何かのリハーサルをしているところを見たんだけど、あんなに素晴らしいものは見たことない」とツイートも! マネジメントが同じになったことで、アリアナ&BTSのコラボが実現する可能性も。BTS、スクーター・ブラウンやアリアナ、ジャスティンの動きに注目したい。