眼瞼内反症

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)は、のまぶたが内側に巻き込むことによって発生する病気である。

病状[編集]

まぶたが内側に巻き込むことで、まつげが常に角膜の表面を擦る為、不快感や痛みを伴う。場合によっては角膜に傷がつき、角膜炎結膜炎を併発したりすることもある。かゆみのために猫の様に目をこすり、涙や目やにが出ることもある。

原因[編集]

大半が先天的なものだが、外傷やほかの目の病気が原因の場合もある。

治療[編集]

軽度の内反ならば、刺激しているまつげを根気よく抜き、結膜炎をきちんと治療すれば、全体の腫れがひいて内反が軽減することもある。しかし程度がひどく、角膜などを激しく刺激しているようであれば、手術が必要となることもある。

治療 症状を併発しやすい犬種[編集]