内陸開発途上国

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内陸開発途上国(ないりくかいはつとじょうこく、Landlocked Developing Country, LLDC)とは、開発途上国のうち、内陸国である国のことである。通過輸送コストが大きいことなど、開発途上国一般に比べて特別の考慮を要する。全世界で32カ国が該当し、そのうちの17カ国は後発開発途上国である[1]

2000年頃から定着し始めた概念である。2003年カザフスタンアルマトイで、内陸国に関する問題を扱う初の閣僚級会議が開かれた[1]

現在の内陸開発途上国一覧[編集]

2021年10月時点において、内陸開発途上国に分類されている国は以下の32ヶ国である[2][注釈 1]

アフリカ(16カ国)[編集]

アジア(10カ国)[編集]

ヨーロッパ(4カ国)[編集]

南アメリカ(2カ国)[編集]

脚注[編集]

出典[編集]

注釈[編集]

  1. ^ ベラルーシセルビアボスニア・ヘルツェゴヴィナコソボの4ヶ国は先進国には分類されないが、このリストに含まれていない。
  2. ^ かつて後発開発途上国に指定されていたが、1994年に指定を解除された。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 後発開発途上国でもある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]