ロリー・デラップ

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ロリー・デラップ
ストーク時代(2008年)
名前
本名 ロリー・ジョン・デラップ
Rory John Delap
愛称 人間発射台
ラテン文字 Rory DELAP
基本情報
国籍 アイルランドの旗 アイルランド
イングランドの旗 イングランド
生年月日 (1976-07-06) 1976年7月6日(47歳)
出身地 サットン・コールドフィールド
身長 186cm
体重 81kg
選手情報
ポジション MF (CMF, DMF)
利き足 右足
ユース
1992-1994 イングランドの旗 カーライル
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1994-1998 イングランドの旗 カーライル 65 (7)
1998-2001 イングランドの旗 ダービー 103 (11)
2001-2006 イングランドの旗 サウサンプトン 132 (5)
2006-2007 イングランドの旗 サンダーランド 12 (1)
2006 イングランドの旗 ストーク (loan) 2 (0)
2007-2013 イングランドの旗 ストーク 178 (8)
2013 イングランドの旗 バーンズリー (loan) 6 (0)
2013 イングランドの旗 バートン 6 (1)
1994-2013 通算 504 (33)
代表歴2
1996-1998 アイルランドの旗 アイルランド U-21 6 (1)
1998-2004 アイルランドの旗 アイルランド 11 (0)
監督歴
2015-2016 イングランドの旗 ダービー U-18
2016 イングランドの旗 ダービー U-21
2016- イングランドの旗 ダービー U-18
1. 国内リーグ戦に限る。2017年2月5日現在。
2. 2017年2月5日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ロリー・ジョン・デラップRory John Delap, 1976年7月6日 - )は、イングランドサットン・コールドフィールド出身の元アイルランド代表サッカー選手、現サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィルダー。名前は「ローリー」とも表記される。

経歴[編集]

1994年カーライル・ユナイテッドFCでデビュー。1998年にダービー・カウンティFCへ移籍。

2001年に400万ポンドでサウサンプトンFCに移籍し、プレミアリーグデビューを果たす。この移籍金はサウサンプトン史上最高額であった(当時)。サウサンプトンでは主力として活躍するもクラブは2005年に2部降格となる。

2006年ミック・マッカーシー元アイルランド代表監督が指揮するサンダーランドAFCに移籍するも、故障に悩まされてあまり出場機会は無かった。この年の秋に監督がロイ・キーンへと交代するとデラップはポジションを失い、10月にストーク・シティFCへレンタルで出されてしまう。

2007年1月、ストークのトニー・ピューリス監督はデラップを正式に獲得。2007-2008シーズンからデラップはストークの主力選手として大活躍を開始し、プレミア昇格に貢献した。

2008-2009シーズンはデラップにとって久し振りのプレミアリーグとなったが、ピューリス監督がデラップの超長距離スローインの能力を戦術の中心に据えたことで俄然注目を集め、シーズン途中でのジェームズ・ビーティー獲得などもあってチームはプレミア残留を果たした。

2013年6月にストークを退団しバートン・アルビオンFCへ加入したが、シーズン途中の12月16日に現役引退を表明した[1]

引退後は古巣であるダービーでコーチとしての道を歩み始める[2]。2015年6月にはU-18部門の監督に招聘された[3]。翌年2月10日、U-21の指揮官に昇格した[4]

ロングスロー[編集]

スローインをするデラップ(2009年)

デラップの最大の武器として知られているのが、“人間発射台[5][6]”とも言われるその群を抜くスローインの能力である。彼のスローインの飛距離、速度ともフリーキック並みである為、特にサイドライン間が狭いストーク・シティブリタニア・スタジアムではゴール前のニアサイドはおろかファーサイドにも低く鋭い弾道の高速スローインを投げ込むことが可能となっている[7]。その飛距離は40メートルと言われている[8]

デラップ自身はロングスローの利点について、オフサイドにならず、またボールを手で扱う分コーナーキックよりも精度が高く、直線的に投げれば相手ディフェンダーはクリアしにくいのではないかと述べている[9]

やり投げの学生チャンピオンになった経験を持つ[5]

2012年11月28日、テレビ朝日マツコ&有吉の怒り新党』の「新・3大○○調査会」のコーナーで、「新・3大ロリー・デラップの人間発射台」として特集された[5]

チャリティへの参加[編集]

2009年6月、デラップは所属しているストーク・シティの地元にあるドナ・ルイス小児ホスピス向けの寄付金集めの為、ニューカッスルからエジンバラまでのおよそ320キロメートルを、自転車で3日間かけて走破するイベントに参加した。この際にデラップが使用したのはディスクブレーキを装備したサスペンション付きのMTBであった[10]

家族[編集]

息子のリアム・デラップもサッカー選手[11]

タイトル[編集]

現役時代[編集]

カーライル

指導者時代[編集]

ダービー

脚注[編集]

  1. ^ ロングスローで注目浴びた“人間発射台”デラップが現役引退”. サッカーキング (2013年12月17日). 2013年12月17日閲覧。
  2. ^ The long game”. Sky Sports (2014年3月14日). 2017年2月5日閲覧。
  3. ^ Derby County: New roles for Darren Wassall and Rory Delap as part of Academy reshuffle at Rams”. Derby Telegraph (2015年6月29日). 2017年2月5日閲覧。
  4. ^ First Team Coaching Staff Confirmed”. Derby Telegraph (2016年2月10日). 2017年2月5日閲覧。
  5. ^ a b c マツコ&有吉の怒り新党の番組概要ページ - TVトピック検索
  6. ^ The Throwback: Meet Rory Delap, football's latest human launch-pad”. dailymail (2008年9月16日). 2012年11月28日閲覧。
  7. ^ ガーディアン紙による分析
  8. ^ Rory Delap: A journeyman whose career has taken off”. The national. 2012年11月28日閲覧。
  9. ^ 【インタビュー】ロリー・デラップ「ブリタニアに懸ける虹」”. サッカーキング (2011年12月28日). 2012年11月28日閲覧。
  10. ^ Delap saddles up for charity 。なお、この前年には同じストーク・シティのジョン・パーキンラッセル・ホウルトがやはり同ホスピスの為の寄付金を募る為に、ワクシングによる全身脱毛のパフォーマンスを行っている。
  11. ^ Who is Liam Delap?”. Manchester City F.C. (2020年9月23日). 2020年9月24日閲覧。

外部リンク[編集]