ボイロン修道院

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ボイロン修道院

ボイロン修道院(Erzabtei St. Martin zu Beuron、ラテン語:Archiabbatia Sancti Martini Beuronensis)は、ドイツジグマリンゲン郡のベネディクト会修道院

概説[編集]

かつてはアウグスティーノ修道会の修道院であったが一時さびれたあと、1863年にカタリーナ・フォン・ホーエンツォレルン=ジグマリンゲン侯爵未亡人による財政援助によって復興した。[1]

哲学者のマルティン・ハイデッガーはボイロン修道院で研究をたびたび行った。

日本の殿ヶ丘修道院[編集]

1931年にボイロン修道院の宣教師ベルナルド・ハップレとヒルデブランド・ヤ イゼルが来日し、1934年東京田園調布の一軒家を借りてスピアコハウスと名付け、1936年には神奈川県の茅ヶ崎町甘沼に殿ヶ丘修道院が設立されたが、1939年に閉鎖された[2]

脚注[編集]

  1. ^ Die Erzabtei St. Martin zu Beuron公式サイト
  2. ^ 日本におけるベネディクト会の歩み、三位一体ベネディクト修道院。茅ヶ崎にあったベネディクト会修道院聖シモン&聖ユダ藤沢カトリック教会

外部リンク[編集]

関連項目[編集]