ニューヨーク市立大学大学院センター

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CUNY Graduate Center

モットー
創立 1961年
学校種別 公立
学長 WILLIAM P. KELLY (2005-)
所在地 米国
ニューヨーク州ニューヨーク
キャンパス 都市
学生数 4,131 (2006年現在 / うち24.8%が留学生)
学部
ウェブ
サイト
CUNY Graduate Center

ニューヨーク市立大学大学院センター(ニューヨークしりつだいがくだいがくいんセンター、正式英語名:The Graduate School and University Center of The City University of New York)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークマンハッタン区の5番街にある大学院大学である。大学の略称は「CUNY Graduate Center」。

概要[編集]

1961年に設立された。ニューヨーク市立大学システムの一校。 ニューヨーク市で唯一の博士号課程の公立総合大学院であり、文化系、理科系を問わずあらゆる専門分野を網羅する。 授業料が比較的低く設定されているため、コロンビア大学大学院、ニューヨーク大学大学院等の私立学校の高学費を避けるべく学生が殺到し設立間もなく人気大学院となった。

基本的に博士号のみを授与するが、博士号課程中退の希望者等ケースバイケースで修士号を授与する場合もある。

キャンパス[編集]

ニューヨーク市圏の交通の拠点であるマンハッタンのグランドセントラル駅ペンシルベニア駅から程近いミッドタウンに位置する。 マンハッタンという立地条件もあり、世界中から著名研究者や教授陣が集まっている。

組織[編集]

2006年現在の、学部編成は以下の通り。2007年には公共衛生学 (Doctor of Public Health Program)が新しく設立された。

学生[編集]

2006年現在、4,131人の博士課程在籍者と234人の修士課程在籍者が学ぶ。男女比率は、56.0%が女性、44.0%が男性。学生の大部分が白人系学生(71.2%)だが、それに続き、ヒスパニック系(12.4%)、黒人系(9.4%)、アジア系(6.6%)、ネイティブアメリカン(0.3%)と土地柄を反映して広い人種が在籍している。98カ国から集まる留学生は、全体の24.8%を占める。日本人学生も多数在籍する。

学生の学校運営の参加母体としてDoctoral Student Councilが存在し、各学部の運営方針を決めるExecutive Committeeなどにも学生と教授陣が同数集まり、学生の学校運営への影響が大きい。

教員[編集]

主な出身者[編集]

外部リンク[編集]