スーク・エル・ベイ

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1920年のスークの様子

スーク・エル・ベイは、チュニス旧市街にあるスークの一つで、カスバのダール・エル・ベイの壁と対面していることからこの名がつけられた。このスークは旧奴隷市、現宝飾品市のスーク・エル・ベルカと隣接し、反対側はカスバ通りへと続いている。19世紀ごろシャシーヤ産業の栄えたスーク・シャワシンにも連結している。スーク・エル・ベイはハムーダ・バーシャーの手によって建てられ、カーペット絹織物綿織物を専門としていたが、現在は多くの店が宝飾品や貴金属を扱い、その他観光客向けの骨董品を扱う店も存在する。

場所[編集]

スーク・エル・ベイはスーク・エル・ベルカ、スーク・シャワシン、ダール・エル・ベイ等の付近にある。

スークの名を表示する看板

歴史[編集]

このスークはハムーダ・バーシャーが作り上げ、カーペット絹織物綿織物産業で、19世紀最も栄華を見せた。

製品[編集]

現在は多くの商人が宝飾品や貴金属を主に扱っている。

参照[編集]