ジュノファースト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジュノファースト
ジャンル 固定画面シューティングゲーム
対応機種 アーケードゲーム
MSX
コモドール64
開発元 コナミ開発部[AC]
コナミ開発3課[MSX]
発売元 コナミ/[MSX]ソニー
人数 1-2人(同時)
メディア [MSX]ロムカセット
発売日 1983年7月
1984年[MSX]
テンプレートを表示

ジュノファースト』(英:JUNO FIRST)は、1983年7月に当時のコナミアーケード版をリリースした固定画面シューティングゲームである。MSXにも移植されている。

ゲームシステムとしては『スペースインベーダー』や『ギャラガ』などの延長線上の作品だが、縦横に進める点などで『ディフェンダー』の系譜上にもある。

概要[編集]

画面上の全ての敵を倒すことを目的とする点ではそれまでのシューティングと同じだが、本作では敵は画面内にとどまっていることはなく、代わりにプレイヤー機体は前後左右に動くことができるようになっている。自機を後ろから見下ろすような、傾斜のある視点でゲームは進行する。

操作は4方向レバーと2ボタンで、ボタンはそれぞれショットとワープに使用する。ワープは緊急回避用で、使うと少しの間自機が画面上から消える。ワープは1つの面につき3回まで使用可能となっている。

プレイヤーは面により最初のパターンが異なる編隊攻撃を仕掛けてくる敵を倒していく。また球状の敵を倒すと捕虜が現れ、これを助け出すと画面背景が赤くなる。画面が赤い間は敵は攻撃してこなくなり、さらに敵をこの間に倒すと、倒した際の得点が200点ずつ上がっていく。倒して得られる得点は面により異なる。

Tom Gibsonの78,888,980点が公式世界記録となっている[1]

移植版[編集]

日本国内ではMSXのみに移植され、1984年ソニーから発売された。タイトル画面では「JUNO FIRST」は通常のキャラクタ文字で小さく表示されるのみで、ソニーのMSXブランドである「HiTBiT」のロゴのほうが大々的に表示されていた(初期のソニー製ソフトに共通)。

脚注[編集]

外部リンク[編集]