インド西部地震

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インド西部地震
インド西部地震の位置(インド内)
インド西部地震
本震
発生日 2001年1月26日 (2001-01-26)
座標 北緯23度25分08秒 東経70度13分55秒 / 北緯23.419度 東経70.232度 / 23.419; 70.232座標: 北緯23度25分08秒 東経70度13分55秒 / 北緯23.419度 東経70.232度 / 23.419; 70.232[1]
震源の深さ 16キロメートル (10 mi) km
規模    M7.7
地震の種類 横ずれ成分含む逆断層
被害
死傷者数 20,000人死亡、166,001人負傷[2]
被害地域 インド、パキスタン
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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インド西部地震(インドせいぶじしん)は、2001年1月26日インド西部グジャラート州カッチ県で発生した大地震。グジャラート地震とも呼ばれる。

概要[編集]

この地震は内陸地殻内地震であり、規模はモーメントマグニチュード7.7[3] (リヒタースケールでは6.9)、震源の深さは約16kmであった。死者2万人以上、負傷者15万人以上が出たほか、数十万人が家を失い、100万棟以上の建物が倒壊または損傷した[4]

インド政府は、復興を急いだため各国から支援を積極的に要請したが、それが仇となり、違法建設などでギャングの勢力を強める結果となってしまった。そのため、インドは2004年スマトラ島沖地震津波による被害を受けたが、支援を拒否し、逆に他の被災国を支援する側に回った。

この地震はインドプレート内で起き、プレート内地震としては世界最大級だと言われている[5]

脚注[編集]

  1. ^ NGDC. “Comments for the Significant Earthquake”. 2011年1月27日閲覧。
  2. ^ 2001 Gujarat Earthquake
  3. ^ M7.7 Bhuj " Republic Day " Earthquake, 2001
  4. ^ Bhuj earthquake of 2001” (英語). Britannica. 2021年7月14日閲覧。
  5. ^ ^「2001年インド西部 Kutch地震 (Mw7.7) の被害調査」岩楯敵広・荏本孝久料『都市総合研究』第75号(2001)P24

外部リンク[編集]